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「こんなところでやめられません」――13日(日本時間14日)、ドイツのドレスデンでロバート・スティーグリッツ(32=独)の持つWBO世界スーパーミドル級王座に挑んで10回負傷判定負けを喫した清田祐三(29=フラッシュ赤羽)が早々と再起を宣言した。
手応えはあった
清田は試合翌日、ドレスデンから車でベルリンに移動。飛行機でスイスのチューリッヒを経由して16日に帰国した。18日には後楽園ホールで行われたフラッシュ赤羽ジムの興行に駆けつけた。ファンや関係者から記念写真を乞われる人気ぶりだった。5針縫合したという左目上と1針縫った右目上に絆創膏を貼っての応援だったが、表情は晴れ晴れとしていた。「敵地で戦い、本当に貴重な体験をさせてもらいました。結果は悔しいけれど、でもこんなところでやめられません。カール・フロッチ(英=WBA&IBF王者)やミッケル・ケスラー(デンマーク=前WBA王者)が相手となるとどうか分からないけれど、スティーグリッツなら手の届かないところではないと感じました」と、敗北のなかから手応えを感じとった様子だった。