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今年の最注目カードといえるフロイド・メイウェザー(米)対サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)の12回戦は9月14日、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われる。このイベントに先立ち、両者は全米の12都市を宣伝で回る予定だという。
PRツアーはペイ・パー・ビュー(PPV=有料テレビ)に視聴軒数を伸ばすためのもので、歩合に応じて報酬が加算される選手たちがプロモーションに協力することは契約書に織り込まれているほどだ。通常はニューヨークやロサンゼルスなど中心に3〜5の大都市を選んで回るが、今回はスタートとなる24日のニューヨークをはじめ12都市を駆け巡る予定だという。
主催のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)と、試合を放送するショータイムは160万軒超の契約を目指しており、そのための宣伝に力を入れるとしている。ショータイムはメイウェザーと30ヵ月に6試合、合計2億ドル(約200億円)の大型契約を交わしたが、その初戦となった5月のロバート・ゲレロ(米)戦はPPVの契約が100万軒に届かなかった。そのため1200万ドル(約12億円)の赤字が出たとも伝えられる。GBPとショータイムが宣伝に必死になる裏には、こうした事情もあるのだ。
主催のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)と、試合を放送するショータイムは160万軒超の契約を目指しており、そのための宣伝に力を入れるとしている。ショータイムはメイウェザーと30ヵ月に6試合、合計2億ドル(約200億円)の大型契約を交わしたが、その初戦となった5月のロバート・ゲレロ(米)戦はPPVの契約が100万軒に届かなかった。そのため1200万ドル(約12億円)の赤字が出たとも伝えられる。GBPとショータイムが宣伝に必死になる裏には、こうした事情もあるのだ。