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昨日、圧巻の左ボディブロー1発で挑戦者ハイデル・パーラ(ベネズエラ)を沈め、7度目の防衛に成功したWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志が、所属するワタナベジムで一夜明け会見を開いた。
珍しくぐっすり眠れた
心配された拳の痛みも少なく、「昨日は祝勝会に顔を出した後に帰宅し、深夜2時にはぐっすり眠れた」と王者。「勝ったことにはホッとしているが、僕の中では100%の試合ではなかった。倒した直後もまだまだだなと感じた」とし、自己採点は昨夜の試合後会見と同じく辛口の40点。それでも朝、試合のビデオを見て「思っていたよりは悪くなかった」と評価を上げた。
会見の模様
フィニッシュのボディブローについて佐々木トレーナーは「自分もプロテクター越に何度も受けたが、あれをもらったら立っていられない」とパーラに同情を寄せ、渡辺会長も「内山が得意とするボディで倒せてよかった」と満足気に頷いた。また、会長が「日本人世界防衛記録(具志堅用高氏の13度)を抜いてもらいたいし、チャンスがあれば統一戦も考えられる」と期待すると、内山も「4団体に増えたので統一してみたい気持ちもある。(ユリオルキス・ガンボアは?)この階級で一番強い、僕よりも強いと思っているのでやってみたい」と意欲的に応えた。
あれをもらったパーラに同情
会見後、今年34歳になる独身貴族の内山に報道陣が結婚観を訊ね「…結婚すれば上手くやれるとは思うが、試合前になるとやはりボクシングのことしか考えられない。一人で困ることはないし、今は自由にのんびりやっていきたい」と、照れくさそうに話す一幕もあった。
近年ではなかなかの高視聴率
テレビ東京で放送されたダブル世界戦は平均視聴率9.3%、最高13.6%と発表。この高視聴率には内山も素直に喜んでいた。