フェニックスB　井上vs佐野

　16日に後楽園ホールにて行われる「フェニックスバトル」の前日計量が後楽園ホール展示場にて行われた。メインでは、デビュー3戦目となる井上尚弥(大橋)が日本ライトフライ級1位の佐野友樹(松田)と激突。ゴールデンタイムでの生中継など注目を集める興行となる「フェニックスバトル」の出場選手たちに心境と意気込みを聞いた。

　明日のメインカード、井上vs佐野の計量は、両者契約リミットの50.0kgでパス。
　計量を終えた佐野友樹(松田)は、「ようやく水分と食事が摂れてほっとしています」。 対戦相手の井上について、「強そうですね、礼儀正しい好青年という印象を受けし、強いオーラがプンプンしていました。ビデオで観た感じでは、なんでもできるタイプでスキがないし、オールマイティな選手という印象。こういう選手と戦ったらどうなるのかなというワクワク感があります」と話すと、「自分のボクシングを変えることはできないし、今まで培ってきたものがあるので、それを信じて自分のスタイルを貫いて、最後までやり通します」と意気込みを語った。

　デビュー3戦目にして注目が集まる井上尚弥(大橋)は、「明日の試合が楽しみです」と心境を語り、対戦相手については、「ビデオで見た印象と変わらず。基本に忠実なボクシングをする選手だと思います」と分析した。