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[試合後会見]2012.4.10

ダウンの応酬、王座は!!

 9日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントは、チャンピオンカーニバル・日本フェザー級タイトルマッチ10回戦が締めくくった!!
 弾丸と呼ばれる強打で、王者"ヒットマン"天笠尚(山上)がタイトル初防衛に成功したのか。それとも挑戦者"雑草心"上野則之(RK蒲田)が3度目の最高峰アタックで、タイトル奪取を成し遂げたのか…。
天笠ダウン!
 序盤、王者・天笠がリーチを活かし左ボディ・右ストレートを挑戦者・上野に浴びせペースを握る。4回、天笠が左ボディで上野の身体を"くの字"にし、左ボディ・右ストレートでダウンを奪う。ここから王者が一気に攻め込み、挑戦者をキャンバスに沈めると思われた。しかし7回、天笠がワンツーで踏み込むと、上野の左フックがアゴを貫き、王者は前のめりにキャンバスへダイブ。天笠はカウント9で立ち上がりラウンドを凌ぐ。ここから上野は左フック・右ストレートでアタックするも、天笠も左フック・右ストレートで応戦。互いにダウンを喫する打撃戦は、天笠が距離を活かした左フック・右ストレートを上野に浴びせ、判定3-0(97-92・97-91・97-91)で日本フェザー級王座初防衛に成功した。
上野の会見
 王者・天笠からダウンを奪うも、3度目の正直とならず無念の敗退となった上野は、ドクターチェック後に控え室で会見を開いた。「天笠選手のパンチは思った以上に"ヤバイ!!"と感じた。もっと右を当てたかったが、天笠選手は自分のもらわない距離を知っている。ジャブの刺し合いをしたかったが、そのジャブが重くて前に出られなかった。今までで一番パンチがあった」と試合を振り返った。
 7回のダウンを奪った場面を尋ねられ上野は「僕のパンチで天笠選手が効いているのは分かったが…」と悔しさを滲ませるも、今後の進退に話が及ぶと「3年前の挑戦より気負いはなかった。プロで11年戦い、これだけの思いはもう作れない。今は続けるか考えていない」とグローブを吊るすことを示唆した。
健闘を称えあう両者
 一方、プロ初ダウンを味わうも、大差判定で王座初防衛に成功した天笠は笑顔で会見を行った。「7回のダウンにはビックリした(笑)。身体がビリビリしていた。思わず初のダウンを楽しんでしまった!!」とダウンシーンを振り返り、上野の印象を尋ねられ「ガードが高く打ち難かった。左フックは警戒していたが、もらってしまった。怖い選手だし、一発がありました」と戦い難さを口にした。
天笠の会見
 5回位からパンチを躊躇していた感じだったがと問われ天笠は「4回か5回に左手を痛めたと思う。それで少し相手を見てしまう場面が増えてしまった」と拳の負傷を明かし、最後に「初めてのダウンも、ボディが効いたのも良い経験になった(笑)。僕はまだまだ世界の器ではないし、もっともっと面白い試合をしていきたい!!これから上を狙うなら、いま以上にガードを注意しないと。無鉄砲は駄目ですね」と照れ笑いを浮かべるも、更なる飛躍をベルトに誓った。
次の敵は…
 鬼門・初防衛戦で天笠はダウンを喫するも、終始落ち着いた試合運びでタイトルを守り抜き、王者として成長の証を見せつけた。
 果たして"ヒットマン"が次なる照準を定めるのは、アジア最強の座なのか…。その動向に注目が集まる!!

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