首をへし折る!

　4月6日、東京国際フォーラムで開催されるワールドプレミアムボクシングVol.15「The REAL」。本日、都内ホテルで異例の100人以上のマスコミや関係者を集めて調印式と計量が行われた。ダルチニャンの口からどんな発言が!

　セミとして行われるWBC世界バンタム級タイトルマッチに臨む王者・山中慎介(帝拳)と同級5位の挑戦者ビック・ダルチニャン(豪)は調印式を終え、グローブチェックでは山中のグローブが薄いのではないかとダルチニャン陣営がクレーム。結果的にダルチニャンがつける予定だった青のグローブを山中と同じ黒に変更することで納得した。

　山中は「最高の練習ができた。今の時点では自分が世界最強」と短いながらも力強いコメント。

　続けてマイクを握ったダルチニャンは会場に多く集まったダルチニャン関係者の声援を受け「ヤマナカが準備ができて、体調もいいそうなのでうれしい。これでKOされても言い訳ができないだろう。首をへし折ってやる。」と挑発。

最後は「オーストラリアでデビューし、アメリカでも戦い、自分のファンは世界中にいて今回も応援に来てくれている。試合が終わるころには私の日本人のファンも増えているだろう。」と当日、インパクトのある試合を見せることを宣言した。

　調印式後に行われた計量は両者ともに53.5kgで一発でパスした。

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