[引退式]2026.9.16
石川海が最後のリング! 10年間の現役生活に別れ

元WBC(世界ボクシング評議会)女子ミニマム級暫定王者の石川海(42=山木)が15日、後楽園ホールで開催された女子興行「DANGAN」において引退式を行った。
石川は、30歳でボクシングを始め、2度目のプロテストで合格し、2016年9月にプロデビュー。2024年5月にはタイで行われたWBC女子世界ミニマム級暫定王座決定戦を制し、目標に掲げていたベルトを手にした。
思い出が詰まったリングに立ち、10年間にわたる現役生活を振り返った。
石川は、「私は、ちょうど10年前の2016年9月にデビューさせていただきました。最初は技術もなく、ただ前に出てパンチを出すだけで、ひどい内容だったと思います。私はデビュー当時から、『必ずWBCの世界チャンピオンになる!』と本気で言い続けてきました。たくさん笑われたし、バカにされたりもしました」と、競技を始めた当時を振り返った。
続けて、「しかし、周りの人たちは、そんな私を真剣に支えてくれました。それに応えようと、私も必死にトレーニングに打ち込みました。そして、2024年5月に、暫定ではありますが、念願のWBCの世界チャンピオンになることができました!」と、夢をかなえた瞬間を回想した。
キャリアの中盤以降は海外で戦う機会が増えた。石川は、「私のキャリアの中盤以降は、JBC未公認のタイトルを争うことが多くなり、海外での試合ばかりになってしまったので、最後に大きな舞台で試合をして、皆様に成長した姿を見ていただきたかったのですが、右手首の怪我で、残念ながらそれはかないませんでした」と、胸の内を明かした。
「幸せなボクシング人生だった」
最後に、「しかし、ここまでやって来られたのは、山木会長とマネージャーをはじめ、いつも支えてくれたチームスタッフの方々や、いつも激励してくださった皆様のおかげだと思っています。本当に楽しくて幸せなボクサー人生でした! 皆様、本当にありがとうございました」と、支えてくれた人たちに感謝を伝えた。
30歳で競技を始め、信念を貫いてWBC女子世界ミニマム級暫定王座までたどり着いた石川。万感の思いを胸に、思い出深い後楽園ホールでグローブを置いた。
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