[インタビュー]2026.9.8
石井竜虎が日本ユース王座へ! 渡嘉敷勝男会長と磨いた拳で勝負
日本ウェルター級10位の石井竜虎(21=渡嘉敷)は、9月21日(月・祝)、東京たま未来メッセ(八王子)で開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル161」のセミファイナルで、2024年東日本同級新人王の福永啄巳(26=青木)と空位の日本ユース・ウェルター級王座を争う。
小学6年から渡嘉敷ジムで拳を磨いてきた石井は、2024年度全日本ウェルター級新人王に輈き、現在4連続KO勝利中。鋭い踏み込みから繰り出す破壊力抜群のパンチを武器に、激戦区で存在感を高めている。今回の王座決定戦に向けては、八王子中屋ジムに出向き、OPBF東洋太平洋同級王者の佐々木尽(25=八王子中屋)らとのスパーリングで実戦感覚を研ぎ澄ましている。
アマチュア経験を持たない叩き上げとして、石井が何よりも大切にしているのが、積み重ねてきたものをリングで表現することだ。初回から力任せに倒しにいくのではなく、冷静に相手を見極め、狙い澄ましたパンチを当てる。その拳には、渡嘉敷勝男会長と歩んできた年月が凝縮されている。
■最近、各ジムで石井選手の評判の高さを聞きます。
石井 最近は、アマチュア出身のボクサーが増えてきて、初回は様子見が多い。それを見て楽しいと思う人も多いと思うのですが、叩き上げが上にいく面白さを見せたい。アマチュア出身の選手は、上手いのは分かるじゃないですか。会長も「やってきたことをリングで出すだけ」と言っていたので、リングの上だからこうしないといけないとか、違うことをやるとかではなくて、やってきたことを出すだけ。初回から倒しにいこうとは思っていなくて、練習で取り組んできたことを出したら、初回で(相手が)倒れただけです。
■倒してもニコリともしませんね。
石井 (笑)。意識したことはないですけどね。1ラウンドで終わったら、ああなると思いますよ。負けた試合では先に倒して、自分の中で「ウォー!」となっちゃって、その後、派手に倒されました。倒した後は冷静でいることを心がけています。勝った後も、リングの上では気を抜けないですね。
■福永選手の印象を教えてください。
石井 福永選手とは、6ラウンドのスパーリングをしたことがあって。KOはないですが、金子選手からダウンを奪っているので、倒せないわけではないと思っています。一発のパンチではなく、コツコツ当てていく試合巧者です。
■福永選手の前戦を会場で見ていました。福永選手が勝てば、日本ユース王座決定戦という流れでした。勝ちましたが、偶然のバッティングで唇をカットしました。日程的に完治まで時間がかかる可能性もあり、試合はできると思いましたか?
石井 すごく出血しているなと思いました。一瞬、試合がなくなるかなと思いました。プロモーターの中屋一生会長が試合後、控室に行ったのですが、治療のため病院に行っていて会えなかったと。しかし、翌日に「やる」と連絡が来たようで。そうだろうなと思いました。
■福永選手が断っていたら、別の相手になるか、試合自体がなくなる可能性もありましたからね。
石井 福永選手のトレーナーの大竹さんは、うちの会長の協栄ジム時代の先輩にあたる方で、大竹さんなら「やる」と言うだろうなと思っていました。
■日本ユース王座に挑むことについて。
石井 全日本新人王を獲った後、日本ユースは1つの目標ではありました。磯谷選手が持っていて、空位になりましたが、自分は(王座決定戦に)選ばれるのかな?と思っていました。日本ユースは今年の目標ですね。
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