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[ジム開設]2026.6.26

元日本王者田村亮一が新たな挑戦 栃木・小山にボクシングフィットネスジム開設

元日本王者田村亮一が新たな挑戦 栃木・小山にボクシングフィットネスジム開設

 第42代日本スーパーバンタム級王者の田村亮一氏(39)が、7月1日に栃木県小山市で「WINNER BOXING FITNESS OYAMA」をオープンする。これに先立ち、6月27日から30日までプレオープン期間として、無料体験、見学、説明会を実施する。

 現役引退後は、自身で立ち上げたアパレル事業を展開してきた田村氏。次のステージとして選んだのは、競技経験と地域性を掛け合わせた新しい形のボクシングジム運営だった。

【プレオープン】
6月27日(土) 9:00〜22:00
6月28日(日) 9:00〜22:00
6月29日(月) 9:00〜22:00
6月30日(火) 12:00〜20:00

【WINNER BOXING FITNESS OYAMA】
栃木県小山市西城南1-36-30

通常営業時間(7月1日〜)
6:30〜9:00、15:00〜21:30

営業日:月〜日
定休日:祝日、年末年始、研修日、試合等による不定期休館

高校時代に過ごした栃木にジムをオープン
 田村氏は「総合プリントプロデュース『オンスティーク』という名前で活動していて、格闘技専門プリント店を作りました。以前から友人に『一緒にボクシングジムをやろうぜ』と言われていて、その中にプリント業の仕事も入れようと思いました」と経緯を説明した。

 昨年11月に栃木在住の同級生から声がかかったことをきっかけに動き出した。12月から物件選定や内容を詰め、共同で会社を設立して準備を進めてきた。

 以前からジム運営への思いは持っていたが、目指していたのは一般的なプロ育成型とも都市型フィットネスとも異なるスタイルだった。
サーキットトレーニングとボクシングを融合
 田村氏は「普通のボクシングジムという考えは全くなくて、自分はサーキットトレーニングとボクシングを融合したジムをやりたかった」と話す。

 現役時代に所属したJB SPORTSで山田武士トレーナーから学んだサーキットトレーニングをベースに、ミット打ち、サンドバッグ、各種トレーニングを短時間で循環させる構成を採用。約30分でも十分な達成感を得られる内容を目指した。
「子どもたちが羽ばたくベースを作る」
 ジムには競技普及の役割も持たせる。

 「プロボクサーやオリンピックを目指したい子どもたちが羽ばたくためのベースにしたい。一度うちで練習して、その先の希望に合った環境につなげたい」。

 東京出身の田村氏だが、作新学院で3年間を過ごした経験があり、栃木には特別な思いを持っているという。

 「栃木には強い選手が多い。でも東京に行った後、戻ってくる選手は少ない。引退後にまた栃木に戻ってきて、指導者として頑張ろうと思える流れを作りたい」。
朝6時半からスタート
 小山市を選んだ理由については、地域特性を挙げた。「群馬、埼玉、茨城にも近く、車で20〜30分ほどで移動できる。どこでも出稽古や交流ができる環境です」。

 施設は元クリーニング店を改装。外壁施工や人工芝の設置も自ら手掛けた。人工芝は、自身がボクシングを始めた古口ジムへの思い入れから採用したという。

 運営体制は田村氏を含め2人体制。営業時間を朝6:30からとした背景には、周辺地域の生活リズムを考慮した。

 「工場地帯なので夜勤明けの方も多い。リサーチをして、朝活や夜の仕事をしている人が多いことも確認しました」

 午後3:00から9:30までは30分ごとの入場制を導入し、限られた人数でも質の高い指導環境づくりを図る。
「人生の勝者を作りたい」
 ジム名の「WINNER」には、競技結果だけではない価値観を込めた。

 田村氏は「人生の勝者を作りたい。ボクシングをきっかけに自信を持てるようになり、新しい挑戦を怖がらなくなる。小さなことでも『やった、勝者だ』と思える人間を作りたい」と語った。

 競技経験を次世代へ還元しながら、地域の人々がボクシングに触れる入口として機能する場を目指す。プレオープンを経て、7月1日に本格始動する。

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