[試合後談話]2026.6.6
愛知決戦! ガルシアvsモロニー 世界スーパーフライ級頂上戦

IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級タイトルマッチが6日、愛知県国際展示場で行われ、王者ウィリバリド・ガルシア・ペレス(36=メキシコ)が、同級3位アンドリュー・モロニー(35=豪)を迎えて初防衛戦に臨んだ。
ガルシアは昨年12月、サウジアラビア・リヤドで寺地拳四朗(34=BMB)との防衛戦が予定されていたが、前日計量後に体調不良を訴え、試合は中止。王者としてリングに上がれない期間が続いた中、世界戦の舞台へ戻ってきた。
一方のモロニーは、2019年にWBA世界スーパーフライ級王座を獲得した実力者。今回勝利すれば、約6年ぶりの世界王座返り咲きとなる。35歳のベテランは、キャリア終盤に差しかかる中で、強い思いを胸に日本のリングに上がった。
モロニーがジャブとワンツーを軸に先手を奪い、打っては離れるメリハリのあるボクシングを展開。ガルシアは、サウスポーへのスイッチや左右フックで強引に流れを引き寄せようとしたが、モロニーは冷静に左ボディやワンツーを合わせて応戦。最後まで我慢強く戦い抜いたモロニーが判定勝ち。6年ぶりの世界王座返り咲きを果たした。
リング上でフラッシュインタビューに応じたモロニーは「最高の気分。言葉が見つからないよ」と感無量の表情。「ガルシア選手は、頑丈で強かった。世界チャンピオンになれたのは周りのサポートのおかげ。また、日本に戻ってきたい。日本は最高だよ!」と再来日を熱望した。
控室に戻ると「疲れたし、痛いよ」と笑顔。「11ラウンドを終わって僅差だと思ったので、最後のラウンドは自分のボクシングを貫いたら勝てると思って攻めた」と最終ラウンドを振り返った。
「矢吹が階級を上げてきたら戦いたい」
今後について聞かれると「バム(ジェシー・ロドリゲス/世界スーパーフライ級3団体統一王者)とやりたいが、彼はバンタム級に上げるだろうから。相手は誰でもいい。矢吹が階級を上げてくるならやりたい」と、この日のメインイベントで、2度目の防衛に成功したIBF世界フライ級王者の矢吹正道(33=緑)の名前を挙げた。
一方、初防衛に失敗したガルシアは「判定を盗まれた気分だ。モロニーは少しテクニックはあるが、パンチもスピードもないし、強くはなかった」と悔しさをにじませた。
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