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全日本社会人選手権ライト級優勝という経歴を引っ提げ、31歳でプロデビューした浅井大貴(36=アポロ)の引退式が2日、大阪淀川区民センターで開催されたアポロジム主催の「APOLLO KO LIVE」で執り行われた。
浅井のプロ戦績は7戦3勝3KO4敗4KO。勝ってもKO、負けてもKOの漢っぷりの良い熱いファイトと、その人柄で人気を博した浅井だが、昨年11月の阪下大地(23=SUN-RISE)との試合を最後に、グローブを吊るす決意をした。

家族の手作りのチャンピオンベルトを肩にかけて壇上に上がった浅井は「ボクシングを始めて20年、振り返ると辛いことも多かったが、たくさんの仲間に恵まれて、ここまでボクシングを続けることができました。アマチュアからアポロジムに来て3年、たくさんの方に支えられて無事にリングを降りることができました。本当にありがとうございました」と時折、感情が込み上げ声を詰まらせながら、ジムや応援してくれたファンに対し感謝の気持ちを伝えた。
目頭を熱くしたが、「今まで、ボクシングの指導者、教員、選手とたくさんの経験ができました。31歳でプロデビューして今は37歳。40歳は何をしようかと色々と画策しながら今後も頑張っていきたいと思います。そしていつかまた、色々な出会いによってここまで来られた経験を後の世代に伝えていきたい」と述べ、ボクシング界への恩返しを誓った。

最後に行われたテンカウントゴングでは、神妙な面持ちで一打一打を噛み締めるように聞いていた浅井はラストのゴングが鳴り響いた瞬間、様々な思いが脳裏をよぎったのか、大きく天を仰いだ。
その姿はひとつのキャリアに終止符を打った浅井の思いを象徴するようだった。
今後は、幼馴染の父親が経営する大阪府藤井寺市のイーストボディボクシングジムで運営に携わる。新たなリングに立つ場所は変わっても、ボクシングとともに歩む人生は続いていく。




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