[試合後談話]2026.4.14
王者と挑戦者の真っ向勝負! 川満俊輝vs亀山大輝!

日本ライトフライ級王者の川満俊輝(30=三迫)が14日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルに出場、同級2位の亀山大輝(29=ワタナベ)を迎えて初防衛戦に臨んだ。
昨年12月に王座奪還を果たした川満と、2度目のタイトル挑戦に懸ける亀山。キャリアも背景も異なる両者が、互いのプライドと覚悟をぶつけ合った。序盤から終盤まで、一瞬たりとも気の抜けない攻防が続き、リング上は緊張感と熱気に包まれた。
初回、川満が左右のボディで圧力をかけると、サウスポー亀山は右アッパー、左オーバーハンドで応戦。序盤から主導権争いは激しさを増した。2回は距離を取ろうとする亀山に対し、川満は前進を止めず応酬。3回以降は回転力の高い打ち合いとなり、亀山が手数で流れを引き寄せた。中盤、亀山は右フックから左ストレート、さらに打って動く戦術でペースを掌握。公開採点でもリードを奪う。対する川満も6回以降にギアを上げて猛追し、終盤は一歩も引かぬ展開に。迎えた最終10回、両者の意地がぶつかる壮絶な打撃戦。最後まで打ち続けた亀山が手数で押し切り、判定勝利で新王者に輝いた。
2度目の挑戦で頂点に立った亀山は、ベルトを手にしながら「ベルトって思っていた以上に重いんですね」としみじみ語り、「実際に巻いてみて、『これがチャンピオンなんだ』と実感した」と、その重みをかみしめた。
「川満選手のパンチは本当に強くて、正直、風圧だけで倒されるんじゃないかと思うくらいだった。それでも自分なりにパンチは当てていたけど、効いているのかどうかが分からなくて不安もあった」と激闘を振り返った。
さらに「公開採点を聞いた時に『あ、勝っているんだな』と思った。絶対に負けたくないという気持ちだけで最後まで出し切った」と、終盤まで張り詰めていた精神状態を語った。
ここはゴールじゃない
今回のチャンスは代役で巡ってきたが、「オファーをもらった時は迷いは一切なかった。二つ返事で受けた。ずっと目標にしていたベルトだったので、本当にうれしい」と即決の裏にあった覚悟を明かし、「ここがゴールじゃない。ここまで来たからには世界チャンピオンを本気で目指していきたい」と力強く続けた。
2018年に全日本新人王を獲得しながら、その後は勝ち負けを繰り返してきたキャリア。それでも諦めずに積み重ねてきた日々が、ようやくこの夜、実を結んだ。
一方、初防衛戦に臨んだ川満はダメージが大きく、試合後は病院へ直行。会見には姿を見せなかった。
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