[インタビュー]2026.4.9
あの迷いを越えて。吉田京太郎の再戦戦略
日本スーパーフライ級1位の吉田京太郎(28=ワタナベ)は、4月14日(火)、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントで、王者の山口仁也(26=三迫)に挑戦する。この一戦は、空位のOPBF東洋太平洋王座も懸けられる。
1年前、代役として急きょ決まった王座決定戦。終盤にダウンを奪いながらも、判定で涙を呑んだ。あの一戦で味わった悔しさと手応えは、吉田の中で確かな変化を生んだ。「やり方次第で勝てた」と振り返るその言葉には、敗者の弁ではなく、勝負を読み切った者の確信がにじむ。
最強挑戦者決定戦では、右カウンター一閃でKO勝ち。前回の反省を糧に、迷いなく仕留めた。代役ではなく、ランキング1位として迎える再戦。今度は挑戦者であると同時に、実力でたどり着いた“本命”だ。
■前回、山口選手と対戦して感じたことは?
吉田 やり方次第で勝てた試合でした。カードゲームのようなもので、出し方次第で勝てたと思います。もっとできることがあったなと感じました。
■前回は、調整期間が短い中での試合でしたが、その点については?
吉田 試合が終わってすぐに王座決定戦の話が来たので、体重をあまり戻さずに調整できました。問題はなかったです。ただ、サウスポーとのスパーリングは少なかったですね。それでも、普段からオーソドックス、サウスポー関係なく実戦練習をしているので、大きな不安はありませんでした。
■終盤に右カウンターでダウンを奪いました。
吉田 自然と出たパンチでした。ここで行くしかないと思いましたが、「本当に効いているのか」と迷いが出ました。その前の6ラウンドにラッシュを受けて、パンチはもらっていませんでしたが、「このままだと止められるかもしれない」と思いながら戦っていました。ただレフェリーは止めませんでした。そのことも頭をよぎってしまって、「今日はストップが遅い日なのかな」と。あそこは行くべきでしたね。あの試合を経て、「最初から飛ばしても、なんだかんだで動ける」と考え方を変えました。
■山口選手の馬力をどう攻略しますか?
吉田 パンチが特別強いとは思いませんでしたが、スタミナと嫌になるようなしつこさがあります。とにかくしつこい。やり方次第だと思っています。自分の持っているものをすべて駆使して戦います。
■山口選手の変化については、どう見ていますか?
吉田 正直、そこまで大きくは変わっていない印象です。あのスタイルでは、ボクシングの幅はそこまで広がらないのではないかと。逆に、きれいなボクシングをしてくるなら、やりやすいです。
■タイトルマッチの雰囲気をどう感じましたか?
吉田 すごく良い雰囲気で、いつもとは違いました。普段は身内中心ですが、タイトルマッチは会場全体が盛り上がってくれて、純粋に楽しかったです。ただ、もともと涼深さん(高山涼深=ワタナベ/前日本王者でタイトルを返上)が持っていたベルトだったので、ジムに戻せなかったのは悔しかったです。
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