[試合後談話]2026.4.7
四元志桜里vs鎌田真央! 18歳の新星の覚悟か? 愛媛の実力者の意地か?

WBOアジアパシフィック・アトム級王座決定戦が7日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル153」で行われ、日本女子ミニマム級1位の四元志桜里(18=真正)とWBO世界アトム級10位の鎌田真央(31=升田)が空位の王座を争った。
将来を嘱望される新鋭・四元と、着実に実績を重ねてきた鎌田。対照的なキャリアを持つ両者が拳を交える構図は、序盤から主導権争いに緊張感を生み出した。
四元がワンツーとアッパーで主導権を握り、打ち合いでも見栄えで上回る展開。鎌田はボディで対抗したが徐々に疲弊。7回、四元が連打でコーナーに追い込み、レフェリーストップに持ち込んだ。
3戦目でタイトル獲得に成功した四元は「祖父にベルトを見せることができてうれしい」と笑顔を見せ、「インファイター対策として、ジャブや距離感、接近戦のフィジカルを準備してきた。得意な距離でボディから崩してまとめることができた」と振り返った。
3月に亡くなった祖父・四元幸二さんへの思いについても「空手時代からずっと支えてくれた存在。ベルトを獲ることが恩返しだと思っていた」と語り、特別な一戦であったことを明かした。
今春から鹿児島から神戸に拠点を移した環境の変化については「調整が難しい時期もあったが、ジムのサポートで万全の状態に仕上げることができた」と感謝を口にし、「自分が世界チャンピオンにならないと、女子ボクシングは発展しない。そのために、これからも強くなる」と力強く語った。
一方、鎌田は「試合の中で勝ち筋を見つけることができなかった」と振り返り、「これまでのボクシングが通用せず戸惑いもあったが、この学びを次に活かしたい」と前を向いた。再起を誓う言葉には、再び頂点を目指す強い意志が込められていた。
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