[試合後会見]2026.3.9
日本フェザー級に新時代到来! 岡本恭佑と嶋田淳也が王座を懸けて真っ向勝負!

日本フェザー級王座決定戦が9日、後楽園ホールで開催された「LifeTime Boxing Fights 31」のメインイベントで行われ、同級1位の岡本恭佑(22=HKスポーツ)と同級2位の嶋田淳也(28=志成)が空位となった王座を懸けて拳を交えた。
初回から主導権を巡る激しい駆け引きを展開。スピードと距離感、そして意地と意地がぶつかり合う、日本タイトル戦らしい緊張感に満ちた攻防が続いた。
初回から岡本がロングレンジをキープしながら、ジャブでペースを掌握。3回には、右アッパーで腰を沈めさせて優勢を印象付けた。前半終了時の公開採点は、49ー46×2、50ー45×1で岡本がリード。7〜8回、嶋田はプレスをかけてワンツーで反撃に転じるが、岡本はクリンチで上手く仕切り直しを図ると、軽快なフットワークを駆使しながらジャブ、ワンツーを好打し、勝利を決定づけた。
試合後、リング上では感動的なシーンが生まれた。新王者に輝いた岡本は、これまで歩みを共にしてきたHKスポーツジムの桑原秀彦会長にベルトを巻き、満面の笑みを浮かべた。
岡本は、今日が22歳の誕生日
さらに、この日は岡本の22歳の誕生日。桑原会長は「試合前から決めていたことがある」と話し、リング上で「Happy Birthday to you」を歌って祝福。岡本は思わず涙をこぼし、2人は抱き合って喜びを分かち合った。最後は桑原会長を胴上げし、会場は温かい拍手に包まれた。
控室に戻った岡本は、膝の上に置いたベルトを見つめながら、静かに喜びをかみ締めた。「昨日の前日計量からずっと、このベルトは俺の物だと思っていた。最高の気分」。
「ずっと欲しかったベルト」
そして、言葉を続けようとした岡本の声が震えた。「以前、負けた時に会長が悲しそうな顔をしていた。もう、あんな顔をさせないと誓ったので…」。そう語ると、言葉を詰まらせ涙をこぼした。
HKスポーツジムにとって、日本王者誕生は創設19年目での快挙となった。桑原会長は「恭佑は息子より長い時間一緒にいる。本当に嬉しい」と笑顔を見せた。
今回の王座決定戦は、当初は岡本陣営が興行権を持つ北九州市で開催予定だった。しかし岡本は「どうしても東京で勝ちたかった」と強く希望し、後楽園ホール開催が実現した。
岡本は「地方ジムだが、中西さん(中西寛多郎)がスパーリングの相手をしてくれたり、沖縄合宿に行かせてもらったり、会長やスポンサーのおかげで充実した練習ができた」と周囲への感謝を口にした。
初防衛戦は北九州で予定
初防衛戦は北九州での開催を予定。さらに岡本は、将来的な対戦相手として、5月2日に東京ドームで試合をする前日本王者の阿部麗也(KG大和)の名前を挙げた。
一方、最後まで食い下がった嶋田は「初回は相手のパンチを見て、リターンでリズムを作りたかったが、想像以上に距離が遠くて、なかなか当たらなかった。途中から前に出たが、攻め切れなかった」と唇を噛み締めながら試合を振り返った。
敗戦を受け止めた嶋田は、今後について問われると「少し休んでから考えたい」と静かに語った。
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