[公開練習]2025.12.24
堤麗斗が好調アピール! リヤド決戦へ万全の仕上がり
WBA(世界ボクシング協会)フェザー級13位の堤麗斗(23=志成)が24日、サウジアラビア・リヤドの「Global Theatre Boulevard City Riyadh」で行われた公開練習に参加し、順調な仕上がりをアピールした。
プロ転向4戦目となる堤は、12月27日(土)にサウジアラビア・リヤドのモハメド・アブドゥー・アリーナで開催される「THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI」に出場。フェザー級8回戦でレオバルド・キンタナ(23=メキシコ)と拳を交える。この試合はLemino PPVでライブ配信される。
公開練習前の囲み取材で堤は、「順調に仕上がっている。明日は練習せずに体重調整に集中したい」とコンディションの良さを強調。プロ4戦目で初めて日本人選手と同じ興行に出場することについては、「特別に意識はしていないが、新鮮な気持ちはある。良い試合をしてインパクトを残したい」と意気込みを語った。
これまでプロ4戦すべてを海外で戦ってきた堤は、「雰囲気に飲まれることはない。海外慣れしていると思う」と平常心を強調。大舞台でも動じないメンタル面の強さをうかがわせた。
同日には兄で世界初挑戦を予定していた堤駿斗(26=志成)が、練習中の眼窩底骨折により出場を辞退。堤麗斗は「兄は一人で病院にいる。だからこそ、勇気づけられる試合を見せたい」と語り、強い思いを胸に秘めた。
また、11月に那須川天心(27=帝拳)を下し世界王座に返り咲いたWBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者の井上拓真(29=大橋)のスパーリングパートナーを務めた。「経験値が高く、対応力が本当にすごい。大きな刺激をもらい、学びも多かった」。
試合内容については、「2試合連続で倒して良い感触がある。徐々にダメージを与えて、できれば早めに倒したい。勝って世界ランキングを上げていけたら」と明確なビジョンを描いた。
確かな成長と覚悟を携え、リヤドのリングに上がる堤麗斗。逆境を力に変える一戦で勝利をつかみ取り、世界への階段をさらに押し上げる戦いに期待が高まる。
一方、対戦相手のキンタナも公開練習でミット打ちを披露。応援団の「メヒコ」コールが響く中、左のダブルを軸にしたコンビネーションで存在感を示した。
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