試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
元日本ユーススーパーバンタム級王者の溝越斗夢 (26=LUSH) と対戦する世界三階級制覇王者のジョン・リエル・カシメロ (36=フィリピン)が22日、愛知県内のトコナメジムで、公開練習と会見を行った。
12 月 27 日(土)に愛知県国際展示場で開催される「SAIKOU×LUSH vol.4」で次戦を迎えるが、「この試合で良い試合をして、昔の自分を取り戻したい。ジョン・リエル・カシメロはまだまだやれると。今回の試合では、自分の本当の姿をボクシングファンに見てもらえると思う。前回の試合を批判した連中を見返したいしね」と語り、コンディションに関しても「もう試合の契約体重のフェザー級(57.1 s)のリミットまで体重を落とした。今は食べながら体重を調整している。コンディションは前回より遥かに良いよ。ボクシングファンの皆んなに素晴らしい試合をお見せできると思う。期待してください」と会見では時折、笑顔を見せるなど、試合に向けて順調な仕上がりを感じさせた。
試合はフェザー級8回戦で行われ、ABEMAがライブ配信を予定している。

公開練習の前に行われた会見で、10 月 25 日にキルギスで行われた亀田京之介(27=MR)戦で判定負けを喫した要因を聞かれたカシメロは「前回は十分なトレーニングができていなかった。正直、相手をなめていた部分もある。相手(亀田京之介)の身長が高過ぎたね。負けたことでボクシング関係者や自分のアンチからは色々と批判された。でも負けは負けで認めている。アンチから批判されることも慣れていますから」と結果を受け入れていると語った。

今後の目標を聞かれた際には「この試合に勝って、プロモーターの亀田興毅さんに良い試合を組んでもらえたらと思う。ビッグマッチがしたい」と殊勝に語った。

会見後に行われた公開練習ではウォーミングアップ、シャドーボクシングの後にミット打ちを披露。力強いパンチをマネージャー兼トレーナーの実兄、ジェンソン・カシメロ氏が持つミットに打ち込んでいた。特に右ストレートと左フックには元世界王者らしい威力と迫力があり、このパンチ力を試合のリングでも披露できるかが試合を決めるカギになりそうだ。

前回の敗戦で失った自身への評価を取り戻し、ボクシングキャリアの再スタートを切るため、世界三階級制覇王者が 12 月 27 日、愛知のリングに上がる





スゴ得版ボクモバで見る




