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[会長就任]2025.12.19

全国最年少27歳! 竹嶋海刀氏が泉北ジムの新会長に就任

全国最年少27歳! 竹嶋海刀氏が泉北ジムの新会長に就任

 泉北ボクシングジムは18日、大阪堺市のジム内で記者会見を開き、2026年1月1日付で大杉繁美会長が退任し、竹嶋海刀氏(27)が新会長に就任することを発表した。創設から46年を数える同ジムにおいて、竹嶋氏は3代目の会長となる。

 昨年の夏、かねて親交のあった大杉会長から「人手が欲しい」と声がかかり、週3日ペースで泉北ジムのトレーナーに復帰。やがて大杉会長がジムの存続に悩む中、「会長を継がないか」と打診を受けた。竹嶋氏は、「20代の自分が務まるのか」と一度は固辞したが、「泉北ジムの長い歴史を終わらせたくない」と決意を固め、新会長を引き受けた。

A級ボクサーとして活躍
 竹嶋氏は、勝輝ジムのA級ボクサーとして活躍し、2022年1月の試合を最後に引退。引退前後からめまいや右半身の痺れを自覚していたが、検査では異常なし。しかし、田村亮一戦のスパーリング中に右下の視野が突然欠損し、右半身麻痺が原因でスパーリングを中断。診察の結果、白質裂傷と診断され引退を決断した。

 その後は療養を経て、「体を動かしたい」と総合格闘技に挑戦し、キックボクシングジムでトレーナーを務めながら、再び指導者として格闘技に関わる道を歩み始めた。
「腹を括った」
 竹嶋氏は、「何もかも分からず不安もあったが、腹を括った」と言葉に力を込める。経営者としての一歩を踏み出す覚悟は明確だ。運営面の相談は古巣・勝輝ジムの大川和彦会長、堺春木ジムの春木博志会長に仰ぐこともあるが、「頼り切りになるわけにはいかない。責任者として立っていく」と語る。
皆で作り上げていく
 現在、プロ選手は4名。若手中心の編成に対し、「自分も若く現役に近い立場だったからこそ、選手目線で選手ファーストの環境を整えたい」と強調した。また、一般会員は30名弱。「宣伝を強化し、常にトレーナーがいる環境を整え、ジムの精度を高めれば自然と会員さんも増える」と見通しを述べた。
地域密着を掲げる
 立地は駅から徒歩圏内ではないが駐車場を完備。「堺市だけでなく和泉市からも来てもらえるジムにしたい」と裾野の拡大を視野に入れる。「村にあるジムなので距離感が近い。忘年会やバーベキュー大会など、人がつながるジムを作りたい」と地域コミュニティとしての価値も掲げた。
田方浩之チーフトレーナーとジムを盛り上げていく
 今後の展望については、「専門的な知識をさらに学び、強い選手を育てたい。キッズボクサーも多く、より増やしていきたい」と育成に意欲を見せ、一方では、「この地域は年配者が多い。午前8時からのオープンやシニア向けの時間帯も設けていきたい」と幅広い世代が利用できるジム運営を目指す。

 「泉北ジムの雰囲気はそのままに、さらに盛り上げていきたい」。27歳の会長が紡ぐ新しい歴史が、2026年元日から動き出す!

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