[試合後談話]2025.12.7
福岡で再起のリング。平野岬が動き出す2026ロード

元日本ランカーの平野岬(29=三松スポーツ)が7日、福岡・クローバープラザで開催された「ドリームファイトシリーズ.26」のメインイベントに登場。フェザー級8回戦でフィリピン・フェザー級11位のセム・ジャペット・エナノ(26=比)を迎え、今年1月の日本王者・下町俊貴(29=グリーンツダ)への挑戦以来となる再起戦のリングに立った。
日本王者に挑みながらも、紙一重の接戦を演じ、存在価値を証明した平野。その男が約11ヶ月ぶりに再起のリングへ。地元の期待を背負いリングに上がった。
序盤、平野はジャブを軸に落ち着いたコントロール。対するエナノは4回、強引に距離を潰して、右フックを叩き込み反撃。その後も、前に出て攻勢をかけたが、平野はフットワークで空間を作り、要所の右で迎撃。ラフに攻め込むエナノに手を焼きながらも、冷静な対応力を見せた。
再起戦を飾った平野は、「相手はタパレス(マーロン・タパレス)と同じジムで練習していると聞いていたので、強いと思っていた。ジャブがなかなか当たらなくて、思い切りの良さがあった。これまで戦ったことがないタイプで、今後に向けて良い経験になった。地元で戦えてホッとしている」と、安堵の表情を浮かべた。
下町戦では世界上位ランカーからダウンを奪い、ジャッジ1者は引き分けの接戦。敗れながらも存在感を示した。「下町選手に負けたが、自信にもなった。まずはスーパーバンタム級で日本ランキングに復帰したい。上位選手と戦いたい」と、2026年の目標を明言。
Sバンタム級で日本ランク復帰を目指す
また、同じ福岡県出身で日本フェザー級1位の岡本恭佑(21=HKスポーツ)がチャンピオンカーニバル出場を決めたことにも刺激を受けているという。
「ご飯に行く仲でもあるので、お互い九州のボクシングを盛り上げていきたい」と意欲を語った。
一方、エナノは悔しさを滲ませた。「スロースターターだったことを後悔している。4ラウンドからプレッシャーをかけたので、自分が勝ったと思ったが…。平野は右ストレートが強くて良い選手だった」と試合を回顧。
初来日の感想として、「皆が親切で素晴らしい国。また日本で戦いたい」と再挑戦を熱望した。
第3試合の52.5kg契約4回戦では、辻哲哉(30=三松スポーツ)が小玉寛士(33=YUVAX)からダウンを奪い、連打でレフェリーストップ。初回KO勝ちデビューを飾った。
見事なKO勝ちを飾った辻は、「倒した右ストレートは、抜ける感じで手応えがなかった。地元で勝てて最高です」と笑顔。
30歳でのプロデビュー。ボクシングを始めるきっかけとなったのは、同郷の日本スーパーフライ級1位・吉田京太郎の試合だったという。「吉田選手の試合を観て感動した。自分もやりたいと思った。新人王も出られるなら挑戦したい」と夢を語った。
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