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[試合後談話]2025.12.6

倒すことを意識した藤田健児。

倒すことを意識した藤田健児。

 WBOアジアパシフィック(WBO-AP)フェザー級タイトルマッチが6日、後楽園ホールで開催されたDYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.38のメインイベントで行われ、チャンピオンの藤田健児(31=帝拳)が、同級8位のペテ・アポリナル(30=比)を挑戦者に迎えて、4度目の防衛戦に臨んだ。

詰めきれなかった藤田健児(31=帝拳)

 中間距離からボディにパンチを集めて上のガードを下げさせ、左ストレートを伸ばしたが、仕留めきれなかった藤田だが、距離感とフットワークで、試合をコントロールして、判定勝利で王座を防衛した。

ペテ・アポリナル(比)
 試合後、控え室に戻ったアポリナルは、藤田に関して「距離感がすごく良かった。パンチは耐えられたが、フットワークと距離感がバッグだった」と苦笑いした。
不必要な被弾を反省

 試合後に控え室で取材に応じた藤田は「判定でも勝つことは大事。前回の流れから、倒しに行こうと思ったが、普段倒しに行かない分、力が入って疲れちゃいました。前回の試合から基礎の部分、左ストレートとステップをやり直したので、左は出せた。圧勝と言えば、圧勝だったが、倒さなきゃいけないところで、もらってしまった」と、及第点は付けながらも、課題も見つけた。

プロのリングで必要なのはインパクト

 来年は世界を狙う年になりそうだが、「世界ランキング3位に入っているが、世界に行くなら、あそこをもらわないようにしないといけない。世界挑戦のためには、実力で上がらないといけない。世界レベルでは、どういう相手でも対応できるように練習していかなきゃいけない。まだプロで10戦しかしてないので、アマチュア(の癖)が抜けきれていない」と、プロ仕様への仕上げに入ることを意識し、「同い年に井上尚弥がいて、倒すことが当たり前になっているので、その流れに乗ろうと思う」と、強烈なインパクトを残すボクシングを目指すことを誓った。

採点表
 井上尚弥(32=大橋)とも実践練習で拳を交えた藤田は、「緊張感がありました。パワーじゃない技術やボクシングIQの高さを感じた」と、刺激を受けたことに感謝し、「パズルを埋めていく」と、残された課題の克服を目指して、前を向いた。

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