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[試合後談話]2025.11.16

全日本新人王MVP対決が金沢で実現!

全日本新人王MVP対決が金沢で実現!

 日本ユース・スーパーバンタム級タイトルマッチが16日、石川県産業展示館3号館で開催された「拳の嵐」で行われ、王者の武藤涼太(20=松田)と、挑戦者で日本同級8位の山本愛翔(19=カシミ)が全日本新人王MVP同士の意地をぶつけ合った。

 序盤から終盤まで、若き才能が激しく交錯するスリリングな展開となった。
武藤涼太(松田)が初防衛に成功
 序盤は、山本が距離を潰して先制攻撃。しかし、サウスポー武藤は冷静に対応すると右アッパー、左ストレートでペースを手繰り寄せた。前半終了時の公開採点でリードした武藤は、上下の打ち分けや左ストレートで迎え撃ちポイントを加点。中盤から終盤にかけて試合を支配した。
「練習してきた部分を出せた」
 初防衛に成功した武藤は「初回は動きが硬かったが、練習してきた接近戦の部分も少し出せたと思う。負けたらすべてが終わるので、勝てて本当にうれしい」と安堵の表情を見せた。

 武藤は今年8月の試合で亡くなった元プロボクサー神足茂利さん(M.T)と深い親交があった。神足さんの存在を胸に戦い抜いた一戦でもあった。「シゲさんには『まだまだこんなもんじゃない』と言われると思う。『リスペクトされるボクサーになれ』と言われていたので、周りに認められる強さを磨きたい」と、さらなる成長を誓った。
神足茂利さんに捧げる勝利
 神足昌冶トレーナーは「相手のクリンチは想定していた。今日はアッパーとボディブローが良かった」と愛弟子に合格点を与えた。
「相手の方が上手かった」
 一方、これまでの連勝が7で止まった山本は「下がっても常に打てる態勢だったり、奥の手(左)の駆け引きが上手くて攻めにくかった」と王者の上手さを認めつつ、「この敗戦を糧にまた頑張る。チャンスがあれば、また戦いたい」と前を向いた。
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