[試合後談話]2025.11.3
東日本新人王が決定! 個性際立つファイトが揃った!

「第82回 東日本新人王決勝戦」が3日、後楽園ホールで開催され、全11試合で白熱の攻防が繰り広げられた。
全試合終了後には表彰式が行われ、三賞(MVP、敢闘賞、技能賞)の受賞者が発表。勝者は12月20日(土)に同会場で西軍代表との全日本新人王決定戦に臨む。
MVPは、ライト級の出畑力太郎(18=マナベ)がリュー・チャーウェイ(35=渡嘉敷)との打撃戦を制して獲得した。連打から右フックで先制のダウンを奪い、ボディを軸に激しくぶつかるリューと真っ向から勝負。3回は強弱をつけた攻めで主導権を握り、4回に右ストレートからの連打で、レフェリーストップに持ち込んだ。
試合後、出畑は「まさかMVPを獲れるとは思わなかった。思っていたより相手が出てこなかったので、頭のポジションを意識してペースを取っていった。倒れるとは思っていなかった」と笑顔を見せた。
今年2月にデビューした高校生ボクサー
今年2月にデビューした高校生ボクサーは、「次の相手はまだ決まっていないが、これまで通りKOは狙わず冷静に戦いたい」と謙虚な姿勢を見せた。
父は空手(正道会館)の師範代。幼少期から空手に親しみ、高校1年でボクシングに転向してわずか2年で新人王の座へ。抜群の当て勘とディフェンスセンスを誇る18歳が、新人王戦線をさらに盛り上げる。
技能賞はライトフライ級の加藤准也(20=三谷大和)が受賞した。サウスポーの加藤は、出入りを生かした左ストレートを軸に試合をコントロール。足を使いながら巧みにさばき、片渕龍太(21=KG大和)に完勝して技能賞を手にした。
加藤は「三賞は何かしら獲れるんじゃないかと思っていた」と笑顔を見せつつ、「4戦目にして、ようやく自分の動きができた。相手はパンチが強かったので、常に警戒して(その強いパンチを)もらわないよう意識した」と内容を振り返った。
三谷大和ジムの勢いが止まらない!
ジムでは梅津奨利(27)が日本バンタム級王座を獲得し、初のチャンピオン誕生で士気も高まっている。加藤は「この勢いで全日本も獲りたい」と拳を握った。
アマチュアでは26戦17勝(5RSC)9敗。今年6月のデビュー戦は勝利したが、その後引き分けが続いたが、ここにきて才能が開花し始めている。
敢闘賞は、ミドル級の佐々木革(20=八王子中屋)が選ばれた。ジュディ・クレッグ(30=リングサイド)と拳を交えた佐々木は、距離を潰しながら左ボディで体力を削り、強振を控えた細かい連打で試合を丁寧に組み立てた。4回には右フックでダウンを奪い、さらに攻勢を強めて勝負を決めた。
6戦全勝(3KO)となった佐々木は、「頭をつけて打ち合ってくれたので、やりやすかった。コツコツ当てる作戦がハマった。(ダウンの右は)軽く出したら自然と倒れていた。賞を獲れるとは思わなかったので、素直に嬉しい」と声を弾ませた。
兄・佐々木尽も褒め称えた
兄で元OPBF&WBO-AP王者の佐々木尽(24=八王子中屋)も「厳しい相手だと思っていたが、まさかKOになるとは。僕と違って冷静に試合を運べているし、課題だったボディ打ちもできていた。まだ強い選手がたくさんいるので気を抜かず、このまま優勝を掴んでほしい」と成長を評価した。
佐々木革は、兄が獲れなかった全日本新人王(東の決勝棄権)を目指す。
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