[試合後談話]2025.10.15
菊池真琴vsぬきてるみ! 宿命のリマッチ!

OPBF東洋太平洋女子バンタム級王座決定戦、同級1位の菊池真琴(38=DANGAN)対同級2位のぬきてるみ(37=真正)の一戦が15日、後楽園ホールで開催された「WLD vol.4」のセミファイナルで行われた。
1年4ヶ月ぶりの再戦、菊地がリベンジを果たしのか? それとも、ぬきが返り討ちを果たしのかーー。
序盤からぬきが距離を詰めて、力強い左右フックでペースを掌握。サウスポー菊池は、足を使いながら左を返したが、後手に回った。4回、ぬきは左ボディを突き刺すと返しの左フックを好打。前半終了時の公開採点をリードしたぬきは、5回に攻勢を強め、レフェリーストップに持ち込んだ。
OPBF東洋太平洋王座2階級制覇を成し遂げたぬきは、「ここ最近ずっと負けが続いていたので、今日はデビュー戦のつもりで、気持ちを切り替えて臨んだ。判定まで行くつもりだったけど、途中採点でリードしているのがわかっていたので、5ラウンドは絶対に取りに行こうと思った」と振り返った。「まさかKOで終わるとは思わなかった」と笑顔を見せた。
相手をなぎ倒すパンチ力が魅力のぬきだが、この日はディフェンスも意識しながら、冷静に相手を追い詰めていた。「試合前に長井さん(長井香織=元日本アトム級王者)に『熱くなってもいいけど、頭は冷静に』と言われたのが大きかった」。
チーフセコンドに就いた井上孝志トレーナーも「セコンドの指示をしっかりと聞いて、クレバーに戦ってくれた」と称えた。
現在、女子バンタム級ではチェルネカ・ジョンソン(豪)が主要4団体(WBA、WBC、IBF、WBO)の統一王者として頂点に立っている。
ぬきは「このままランキングを上げて、4本一気に狙いたい」と語り、5度目の世界挑戦に向けて闘志を燃やした。
さらに「黒木(優子)につなげることができて良かった」とチームメイトへの思いも口にした。黒木優子(34=真正)は日本時間10月19日、ドイツ・ハンブルグでWBA・WBO女子世界ミニマム級王座統一戦に挑む予定。真正ジムの士気をさらに高める一戦となった。
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