[試合後会見]2025.10.5
大阪決戦! 国本陸がミドル級アジア3冠王座を懸けてウズベキスタンの強豪と激突!
日本・WBOアジアパシフィック・ミドル級王者の国本陸(28=六島)が5日、大阪市立住吉区民センターで開催された「コスメフェリーチェ株式会社 presents You will be the Champion24 The Middle」のメインイベントに登場。相手はOPBF東洋太平洋同級シルバー王者イエ・ヌリ(23=ウズベキスタン)。国本にとってはWBO-AP3度目の防衛戦であり、空位のOPBF王座を懸けた一戦となった。
この試合に勝てば、国本はミドル級アジア3冠王者に輝く大一番、国本のパフォーマンスに集まった。
初回からヌリはテンポ良く攻撃を仕掛けるも、国本は堅いガードで前へとプレス。ジャブから左ボディへとつなげ、ヌリも応戦する形でミドル級ならではの迫力ある打ち合いに発展した。中盤以降は国本のパワーが上回り、ヌリを後退させる場面も増えていく。最終10回、ヌリのジャブを浴びた国本がダウンを喫する波乱もあったが、すぐに立ち上がり冷静にワンツーを返した。最後まで意地と意地がぶつかり合う激闘は、国本に軍配が上がった。
アジア3冠王座を掴んだ国本は安堵の表情を見せながらも、「頭が低く反応が速い、自分の苦手なタイプ。しかしジャブがよく当たったし、打ち合ってくれたので良い展開になった。ダウンしても焦りはなかった。勝ち切れたことが何より」と大粒の汗を拭いながら振り返った。
六島ジムの枝川孝会長も「昔の陸ならムキになって攻めて倒されていたかもしれない。今日は勝ちに徹して合格点を与えたい」と成長を評価。この試合に向けて米国ロサンゼルスでスパーリング合宿を行ったが、帰国後は時差ボケの影響で調子が上がらなかったことを明かし、「次に米国に行くときは、(試合の)2ヶ月前から前から行かせたい」と今後の育成プランを語った。
3年後に世界へ
世界ランキングに名を連ねる国本に対し、枝川会長は「外国人選手との試合で、さらに経験を積ませ、3年後には世界挑戦させたい」とロードマップを描いている。
一方、初黒星を喫したヌリはタオルを被り涙を流したが、冷静さを取り戻すと取材に応じ「自分が勝ったと思ったが、残念。国本はガードが硬くて良い選手だった。どんな条件でもいい、もう一度戦いたい」とリベンジを希望した。
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