[記者会見]2025.9.18
中谷潤人がバンタム級王座を返上! 井上尚弥の5本のベルトを狙う!

WBC・IBFバンタム級統一王者の中谷潤人(27=M.T)が18日、神奈川県相模原市内の所属ジムで記者会見を開き、保持していた2本のベルトを返上し、スーパーバンタム級へ転級することを発表した。
中谷が照準を合わせるのはただ一人、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)。来年5月、東京ドームで計画される世紀のスーパーファイトをにらみ、王座を手放す決断を下した。
会見後のフォトセッションでは、井上が保持する主要4団体ベルト(WBA、WBC、IBF、WBO)とリング誌認定王座を「奪う」ことを想定したポーズでアピール。世界の注目を集める対決に向け、強烈なメッセージを放った。なお各団体への正式な返上手続きは近日中に行われる予定。
※WBA(世界ボクシング協会)
※WBC(世界ボクシング評議会)
※IBF(国際ボクシング連盟)
※WBO(世界ボクシング機構)
「ベルトを統一して自分自身納得したのと、スーパーバンタム級でより良いパフォーマンスを見せられると思ったからです」。中谷は階級アップの決断について説明。すでにスーパーバンタムを意識したトレーニングを開始しており、「練習の段階でスピードが上がっているのを実感している」と手応えを語った。
10月には走り込み合宿、11月には米国キャンプも予定している。
9月14日に名古屋IGアリーナで行われた井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ戦をリングサイドで見届けた中谷は、「驚きはなかった。ああいうパターンもあると思っていたので。井上選手の幅の広さを感じた」と冷静に分析。「これからチームと作戦を詰めていく」と“モンスター攻略”に向け意欲を示した。
次戦は年末に計画されており、M.Tジムの村野健会長は「緊張感を持って戦える相手を」と強敵との対戦を示唆。中谷自身も「スーパーバンタムでどれだけ動けるのか確認したい」と語り、転級初戦での進化を誓った。
「早い段階から転級を想定していたので、スムーズに切り替えられている。何が必要かを自問自答しながらやれている。次戦では自分の成長を確認したい」と真剣な眼差しを見せた。
また、日本時間9月14日にラスベガスで行われた世界スーパーミドル級4団体統一戦、サウル・カネロ・アルバレスvsテレンス・クロフォードも視聴。「すごく刺激を受けた。クロフォードは下がらないパワーが徹底していた。ボクシングはパワーじゃなくIQだとあらためて感じた」と話し、自身のスタイルに重ね合わせた。
「階級を上げてさらに幅を見せられると思う。引き続きビッグバンがさく裂するのでお楽しみに。次戦が決まればその相手に集中する。あとは結果を出していく。井上戦は…運命ですね」。
中谷が王座を手放し、新たなステージへ。東京ドームの大舞台で"モンスター"と雌雄を決する日が、着実に近づいている。
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