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[試合後談話]2025.9.17

竹迫司登vs細川チャーリー忍! ミドル級肉弾戦に会場が燃えた!

竹迫司登vs細川チャーリー忍! ミドル級肉弾戦に会場が燃えた!

 日本ミドル級最強挑戦者決定戦が17日、後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION 9」セミファイナル行われ、同級1位の竹迫司登(34=ワールドS)と同級2位の細川チャーリー忍(41=金子)がチャンピオンカーニバル出場をかけて激戦を繰り広げた。

 5年8ヶ月ぶりのリマッチの結末はーー。
竹迫司登(ワールドS)が挑戦権を獲得
 激しいパンチの応酬を繰り広げる中、竹迫が左ボディ、右フックを叩きつけて優勢をアピール。3回、竹迫はローブローの反則を取られたが、上手く距離を作りながら、積極的な攻撃で粘る細川を振り切った。
「アッパーを当てたことが勝因」
 リマッチを制し、タイトル挑戦権を手にした竹迫は「勝ててよかったが、もっと地道に頑張らないといけない」と引き締まった表情で語った。また、「(細川選手とは)試合やスパーリングで手を合わせたこともあり、想定はしていたが、打ちづらい位置からパンチを出すなど、上手さを感じた」と評価。その中で、「中間距離でポイントを取り、相手の頭の位置を意識して、アッパーを当て続けた」勝因を分析した。
王座返り咲きへ
 次戦は、来年のチャンピオンカーニバルに出場する。「前回の負けを払拭し、リベンジを果たす。そして今後の自分を証明したい」と、昨年12月に敗れた日本王者の国本陸(28=六島)への雪辱を誓った。
「まだまだこれから!」
 一方、敗れた細川は「相手が強かった、それだけ。勝てると思ったが、まだまだ練習が足りない。前回と変わらず想定内だったが、自分の実力不足」と潔く話した。それでも「衰えはない。打たれ慣れているが、打ち返すスタミナが課題。一つずつ重ねて、今後も戦い続ける。まだ引退はできない」と闘志をのぞかせ、現役続行への意欲を見せた。
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