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(公社)日本ボクシング連盟の仲間達也会長と井崎洋志副会長は22日、都内で会見を開き、今月初旬に発生した練習中の事故について説明し、事故防止のための対策を報告した。
現役復帰を目指していた39歳のアマチュアボクサーが、8月8日にプロ加盟ジムでスパーリングを行った後に体調不良を訴え、医療機関で右急性硬膜下血腫の開頭手術を受けたが、現在も意識は戻っていない。この選手は2008年に硬膜下血腫が見つかり経過観察を経て、2014年には試合に復帰していた。
仲間会長は、2019年と2022年にも試合後に硬膜下血腫が発見された選手がいたことを明らかにした。2022年の選手は開頭手術を受けている。
再発防止策として、現役アマチュアボクサーの年齢上限は40歳だが、35歳以上のボクサー、または5年以上試合から遠ざかっていたボクサーについては、CTとMRIの検査を実施するよう通達することを決めた。
本日(8月22日)の夕方には、日本ボクシングコミッション(JBC)と同連盟による合同医事講習委員会が開かれる。