[試合後談話]2025.7.27
吉川梨優那vs前原香那枝! クロスファイトで新王者が誕生!

日本女子ミニマム級王座決定戦が27日、神戸市立中央体育館で開催された「REAL SPIRITS vol.91」のセミファイナルで行われ、同級1位の吉川梨優那(23=泉北)と同級2位の前原香那枝(35=三迫)が第8代チャンピオンの座を争った。
試合は、初回から大きく動いた!
吉川が左フックから切り込み、先に仕掛けるが、前原は真っ向から打ち合うと、右フックで吉川のバランスを崩させてダウンを先取。その後は、前原がフィジカルの強さを活かし手数で攻め立てれば、吉川も左ボディ、右アッパーで挽回。最後まで両者の意地がぶつかり合うクロスファイトで、会場を大いに盛り上げた。採点は割れたが吉川を支持。ダウンポイントを挽回した吉川が新チャンピオンに輝いた。
接戦を制した吉川は、「思っていた以上に距離が近くなり、やりにくかった。ダウンと採点されて焦ったが、ジャブを突いて下(ボディ)から崩していこうと。セコンドの指示で重心を落として下から攻めたのが良かった」と、白色のベルトを肩にかけて、安堵の表情を浮かべた。
吉川は、「勝って磨宙君につなげることができて、本当にうれしい」と笑顔を見せた。同い年で同門の松本磨宙(23)が、8月21日(木)に後楽園ホールで日本ユース・ミニマム級王座に挑戦。チームに良い流れを作った。
一方、最後まで気持ちを見せるも、わずかにベルトに手が届かなかった前原は、「充実した練習ができて、万全の上体でリングに上がることができた。(採点は)勝ったかなと思ったが…。結果が出なかったことは悔しいが、力を出し切ったっことに悔いはない」と、しっかりとした口調で激戦を振り返った。
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