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3150×LUSHBOMU Vol.7の発表会見が24日、都内のシャトーアメーバで行われ、同イベントの亀田興毅ファウンダーと一緒に、メインイベントで、WBA世界スーパーフライ級暫定王者のデビッド・ヒメネス(33=メキシコ)と対戦する同級10位の健文トーレス(37=TMK)が登壇した。この試合は、WBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦として12回戦で行われる。
次回の大会は、7月20日(土)にキルギス共和国の首都ビシュケク・アリーナで開催されるため、駐日キルギス共和国のエルキンベク・オソエフ特命全権大使も登壇した。
※試合はABEMAがライブ配信する、

上質のハチミツで、度々話題になるキルギス共和国は、親日国として知られている。日本のスポーツやアニメなど、文化面でも国民の支持を受けている。オソエフ特命全権大使は、「プロボクシング大会の開催が、キルギスを知ってもらうきっかけになってほしい。観光客の増加にもつながればいい」と、日本との外交面の発展に期待を寄せた。

亀田ファウンダーにとっては、幼馴染でもある健文を、「中学生の頃は、一番才能がある天才と言われていた。遅れてきた天才。この試合に勝てば、次は世界タイトルマッチ。健文の年齢と状況を考えても、一回でも落とすことができない試合」と、大一番に結果を求めた。
健文の試合は、WBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦として行われるため、スーパーバイザー、レフェリー、ジャッジといった試合のオフィシャルスタッフは、WBAが主導で行う。

今回のイベントは、中央アジアの中心国として、スポーツや文化の国際交流が盛んなキルギスで、開催されるため、周辺国のウズベキスタンやカザフスタンのトップ選手たちもリングに上がる。
東京五輪フライ級銅メダリストのサケン・ビボシノフ(カザフスタン)、リオ五輪ライトフライ級とパリ五輪51.0kg級の金メダリストのハサンボーイ・ドゥスマトヴ(ウズベキスタン)、パリ五輪57.0kg級銀メダリストのムナルベク・セイトベク・ウル(キルギス)、2025USAオープントーナメント銀メダリストのイフティヤル・ニショーノフ(キルギス)らが出場することが発表された。

パリ五輪2024では、銀メダリストを輩出するなど、アマチュアボクシングは盛んなキルギスだが、初のプロボクシング興行となるため、日本ボクシングコミッション(JBC)がキルギスコミッションをサポートする。

ビッグマッチを用意されたことに関して、関係者に感謝の気持ちを伝えた健文トーレスは、「約1年間、毎日、ボクシングを一生懸命頑張ってきた。この努力は誰にも奪わせない。何があっても勝つ」と、熱い気持ちを伝えた。
対戦するヒメネスに関しては、「タフネスは優れているが、技術では自分に勝てない。トーレスのボクシングをして、相手に敬意を払った上で、ぶん殴ります」と、世界挑戦権獲得に向けて、最大限の力を発揮することを誓った。
試合が行われるキルギスに関しての知識は、試合が決まるまでほとんどなかったというトーレスだが、「キルギスに興味を持つようになった。お客様にキルギスと日本、キルギスとボクシング、キルギスを知ってもらえるきっかけになれば良いと思っています」と、初のプロ興行のメインイベンターとしての自覚も口にした。