佐々木尽が井上尚弥の凄さを再確認! パッキャオにも言及

　6月19日(木)に大田区総合体育館で日本人初のウェルター級世界チャンピオンを目指して、WBO世界王者のブライアン・ノーマンJr(24=米国)に挑む佐々木尽(23=八王子中屋)に、井上尚弥(32=大橋)とラモン・カルデナス(29=米国)の試合を振り返ってもらった。

　気になることをもう一つ、ウェルター級の最近のビッグニュース、マニー・パッキャオ(46=比)が、7月19日にラストマッチとなる現役復帰戦で、WBC世界王者のマリオ・バリオス(29=米国)に挑戦するというプランが浮上してきたことに関しても話を聞いた。

　世界主要4団体スーパーバンタム級統一チャンピオン井上尚弥(32=大橋)のラスベガス防衛戦に関して、「一番思ったことは、井上選手はさすがプロだなと思いました。倒すだけでもすごいのに、あのような舞台で、あのようなダウンを取られても倒し返す。そっちの方がお客さんも盛り上がるじゃないですか。ダウンを取られても、まったく負けるとは思いませんでした。カルデナス選手は、ディフェンスが良かったのですが、(井上選手は)途中からパンチを見切って、これは大丈夫だなと思いました。お客さんもたくさん入っていたと聞きます。すごいですよね!」と、自身も大きな舞台で戦うことを楽しみにしていた。

　フィリピンの英雄、パッキャオが復帰して世界挑戦することについては、「バリオスと戦って引退するんじゃないですか? パッキャオって勝てるんですかね? でも、勝ったら王座統一戦でやりたいです! パッキャオに勝ってほしいですね! この間、ライアン・ガルシアが負けちゃったんですが、勝ったらやりたかったですね」と、世界のトップ戦線に名を連ねる自身を鼓舞した。