[囲み取材]2025.5.5
ボブ・アラムが井上尚弥のラスベガス戦を振り返る

米興行王手トップランク社のボブ・アラムCEOが日本時間5日、米国ラスベガスTモバイルアリーナで行われた世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)対挑戦者のラモン・カルデナス(29=米)戦後に囲み取材に応じた。
モンスターの4年ぶりのラスベガス戦は、ダウン応酬の激戦で、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。
「ダウンはドキドキしたが信じていた」アラムプロモーター
アラム氏は、「ドキドキした。あのパンチは強烈でしたから、まさに本物のダウンだった。でも、イノウエのことは長く見てきているからこそ、彼の気持ちの強さや回復力を信頼していた」と、2ラウンドに喫した井上のダウンと、その後のリカバリーについて語った。
また、挑戦者にカルデナスを選んだ理由については、「イノウエにとって、意味のある試合にしたかった。無名の相手と戦わせるわけにはいきません。本物と対戦させる必要があった」と説明。さらに、「とても素晴らしい試合だった。イノウエはボクシングの本質を体現してくれた。勇敢さや技術の優れた点、そして試合の面白さ。これがボクシングのあるべき姿だと感じた」と総括した。
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