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WBA(世界ボクシング協会)女子世界ミニマム級タイトルマッチの発表会見が21日、の東京ドーム内blue-ingで開かれ、チャンピオンの黒木優子(34=真正)と挑戦者で同級3位の鈴木なな子(25=横浜光)が意気込みを語った。
試合は6月26日(木)に東京・後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 137」のメインイベントで行われることが決まったが、主催する大橋ジムの大橋秀行会長は会見の冒頭、「今後の女子ボクシングの鍵を握る試合」と、この世界戦の意義を伝えた。

マイクを向けられた黒木は、「アトム級から(上げて)きて、体の当たりが強いのを感じた。体力はもちろんパワーもつけて臨む」と、持久力に加えて、筋トレをするなど、フィジカルの強化に努めることを明かした。
試合に関しては、経験の差を武器に「ヒットアンドアウェイで、顔は大事なので顔を守りながら、相手の顔をボコボコにしたい」と、笑顔のまま軽く舌戦のジャブを打った。
チャンピオンの黒木と同席した真正ジムの山下正人会長は、1月に続いて、6月26日に大橋ジムのLeminoボクシングで試合できることに感謝すると、「ミニマム級でしっかり戦える体を作って挑む」と、アトム級からミニマム級に上げた黒木の体格面の成長に太鼓判を押した。

一方、「まだ自分がボクシングを始める前の、高校生の時に黒木さんは活躍していて、『ゆうこりん』と呼んでいた」と、切り返した鈴木は「スパーリングをする機会もあったが、結局やらなかったのは、試合をする運命だと思った。(経験の差を)若さでカバーします」と、こちらも笑顔で対抗心を燃やした。
挑戦者の鈴木と並んで会見に臨んだ横浜光ジムの石井一太郎会長は、「女子はやってなかったが、今回、世界戦ができることを関係者に感謝します。準備してきたので、いいパフォーマンス見せられるようサポートしていきます。楽しみにしていて下さい」と、老舗名門ジムの新たなチャレンジを報告した。

海外でも活躍する選手も増えてきた女子ボクシングだが、6月26日は、後楽園ホールで東西対決が実現。笑顔のままリングで手を挙げるのは、どっち?