佐々木尽も注目! IBF&WBAウェルター級王座統一戦

　IBF世界ウェルター級王者ジャロン・エニス(27=米)とWBA世界同級王者エイマンタス・スタニオニス(30=リトアニア)が12日、米国・ニュージャージーで前日計量に臨み、フェイスオフでは、それぞれがベルトを肩に掛けて対峙した。

　佐々木尽(23=八王子中屋)も注目しているマッチルームボクシング社主催の世界2団体統一戦は、日本時間13日、米国・ニュージャージーのアスレチック・コントロール・ボードでゴングを迎える。

※IBF&WBA世界ウェルター級王座統一戦、エニスvsスタニオス戦は、DAZNで日本時間13日(日)午前8時より生配信される。

　ウェルター級リミット66.6kgを、IBF王者エニスは200g少ない66.4kgでクリア。一方、WBA王者スタニオスは100gアンダーの66.5kgで秤を降りた。

　エニスは昨年11月、地元フィラデルフィアで行われた凱旋防衛戦で、カレン・チュクハジャン(28=ウクライナ)から大差判定勝利を挙げた。一時はスーパーウェルター級に上げるプランも出ていたが、今回、ファン待望の統一戦がセットされた。

　対するスタニオスは、昨年5月に元WBA世界ウェルター級暫定王者ガブリエル・マエストレ(38=ベネズエラ)に判定勝利して、初防衛に成功。約1年ぶりの試合が世界王座統一戦となった。

　IBFとWBAで4位につける佐々木尽(23=八王子中屋)は現在、ラスベガスでスパーリング合宿を決行中。日本初のウェルター級世界王者を目指す佐々木は、精力的に様々なパートナーと対戦し、腕を磨いている。明日の統一戦は、ラスベガスで配信での観戦を予定している。