[前日計量]2025.3.24
阿部麗也vs清水聡! フェザー級サバイバルマッチ!

WBA(世界ボクシング協会)フェザー級10位の阿部麗也(31=KG大和)と元OPBF東洋太平洋同級王者の清水聡(39=大橋)が24日、ドームシティ内のblue-ing! DISCOVERで前日計量に臨んだ。
世界戦経験者が再浮上を懸けて臨む一戦は、明日(25日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル131」のメインイベントとして行われ、その模様はLeminoで無料ライブ配信される。
昨年3月の世界戦から再起2戦目のリングに上がる阿部は、フェザー級リミットを100g下回る57.0kgでクリアした。横に並んだ清水を見て「思っていたより大きさは感じなかった」と感想を語り、「スパーリングもコンスタントにできたし、しっかりと仕上がった」とベストコンディションを強調した。
この試合に向けて、日本フェザー級10位の原田海舟(24=ミツキ)、日本ユース・バンタム級王者の金城隼平(24=RE:BOOT)といったサウスポー選手との実践練習を重ねてきた。
阿部は「相手の強打が当たる中途半端な距離にいないこと。的を絞らせないこと」と、勝負のキーポイントを挙げ、「明日は32歳の誕生日なので、しっかりと倒しますよ」とKO宣言した。
2023年7月に当時のWBO(世界ボクシング機構)王者のロベイシ・ラミレス(31=キューバ)に挑戦して以来のリングとなる清水も57.0kgで秤を降りた。計量後、囲み取材に応じた清水は「久しぶりの減量だったので早めに落としたが、これまでで一番良く仕上がった」と納得の表情を見せた。
「相手のスピードに慣れるため」、アマチュア時代に所属していた自衛隊体育学校に行き、アマチュアのトップ選手とのスパーリングを敢行。「手や足の位置を試行錯誤しながら練習してきた」。
「自分への挑戦」
ここを勝てば、再び世界への道が開かれるが、「自分のベストの動きをするだけ。明日は自分への挑戦。頑張ります」と多くは語らず、決戦に向けて静かに気持ちを高めていた。
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