あした前田宝樹と椙元愛がOPBF王座をかけて対決!

　OPBF東洋太平洋女子ライトフライ級王座決定戦で対戦する前田宝樹(21=姫路木下)と椙元愛(40=一力)が15日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で、前日計量を迎えた。試合は、後楽園ホールで開催される「ファイティングビー33」のメインイベントで行われる。

　この試合に向けて、江口啓ニトレーナーとタッグを組んだ前田は、「スタミナ強化とサウスポー対策、メンタル面をサポートをしてもらった。今までは試合前に不安になることがあったが、今回は不安はないです。やることは全部やり切ったので、ベルトを持って帰ります」と意気込みを語った。

　前田の初タッグを組んだ江口トレーナーも、前田のスタミナとメンタルの強化に太鼓判を押した。明日の試合で前田がタイトルを獲得すると、江口トレーナーにとっては3人目のチャンピオン誕生となる。

　計量を48.7kgでクリアした椙元は「ライトフライ級は動きなかったが、(この試合から)盛り上がっていけば良い」と笑顔で答えた。明日の試合に向けて、「実践練習をしてきた。色々なパターンを想定してきたので、練習してきたことを信じて出し切りたい」と意気込みを語った。