試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
DANGANオール4回戦が27日、後楽園ホールで開催され、全11試合で熱戦が繰り広げられた。この日は18人のボクサーがデビュー戦に臨み、プロボクサーとしての第一歩を踏み出した。
初回KO!
第7試合スーパーライト級4回戦では、豆田優弥(20=本多)と五百久大(いおく・だい/22=厚木ワタナベ)が激突。サウスポー五百久がワンツーで顔を弾くと、右ボディでペースを掌握。最後は左ストレートで倒して、豆田に10カウントを聞かせた。
父・寛行トレーナーと頂点を目指す
試合後、取材に応じた五百久は、「初回から倒すつもりだったので、最高です! 楽しくできた」と、会心のKO勝ちに声を弾ませた。160人の応援団の前で圧巻のパフォーマンスを見せた。
父・五百久寛行トレーナーは、元日本スーパーライト級4位で2004年に日本タイトルに挑戦している。父の影響で小学2年からボクシングを始めた五百久だが、「遊びたい気持ちが勝ってしまって…」と、なかなか本腰を入れることはなかった。しかし、同級生でプロボクサーの谷津陽之(22=厚木ワタナベ)をジムに誘ったのがきっかけで「(自分も)本気でやろうと思った」と、20歳でプロボクサーを目指した。
父・五百久寛行トレーナーは、元日本スーパーライト級4位で2004年に日本タイトルに挑戦している。父の影響で小学2年からボクシングを始めた五百久だが、「遊びたい気持ちが勝ってしまって…」と、なかなか本腰を入れることはなかった。しかし、同級生でプロボクサーの谷津陽之(22=厚木ワタナベ)をジムに誘ったのがきっかけで「(自分も)本気でやろうと思った」と、20歳でプロボクサーを目指した。
「Sライト級で日本王者を目指す」
五百久トレーナーは、「動きが硬くて、見ていてヒヤヒヤした。勝ててホッとしている」と勝利を喜ぶと、「一戦一戦、怪我がないように戦ってほしい。ただ、僕のことを超す気持ちがあるのなら、チャンピオンになってほしい」と期待を寄せた。
五百久大は、「父はスーパーライト級のタイトルマッチで負けたので、この階級で日本チャンピオンを目指す」と目標を掲げた。
五百久大は、「父はスーパーライト級のタイトルマッチで負けたので、この階級で日本チャンピオンを目指す」と目標を掲げた。
左:佐藤香実(厚木ワタナベ)が初勝利!
第3試合アトム級4回戦では、峰雪八(34=東京拳闘会)と佐藤香実(27=厚木ワタナベ)が拳を交えた。佐藤が巧みなブロックで被弾を回避すると、ワンツーを好打。ワンツーで顔を弾き、レフェリーストップに持ち込んだ。
「トレーナーの指示通りに動けた」
デビュー戦をKO勝ちした佐藤は、「トレーナーの指示通りにできたと思う。勝てて本当にうれしい」と笑顔が弾けた。小学生の頃から器械体操や陸上、さらに男子に交じってラグビーをしていたが、ボクシングとは縁がなかった。ダイエットのために24歳でジムに入門すると、「村山正徳トレーナーに勧められて」26歳でプロボクサーになった。
今後の目標を聞かれた佐藤は、「一つひとつ勝っていきたい」と謙虚に話した。
今後の目標を聞かれた佐藤は、「一つひとつ勝っていきたい」と謙虚に話した。