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WBA&WBOスーパー&WBCスーパーミドル級王者のサウル”カネロ”アルバレス(34=メキシコ)が、メキシコの独立記念日に合わせた現地時間の14日、米国・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで3冠防衛戦に臨んだ。
WBA同級級1位・WBO同級4位・WBC同級8位の挑戦者エドガー・ベルランガ(27=プエルトリコ)を挑戦者に迎え、伝統のメキシコvsプエルトリコの舞台に立った。
カネロがダウンを奪い、判定で3冠防衛成功
サイズで上回るベルランガに対し、カネロはプレッシャーをかけて、右を上下に打ち込んだ。すると3回、動きの硬いベルランガにジャブを命中させた後、左フックでダウンを奪ったカネロは、再開後も左を再三打ち込みペースを奪った。中盤は、クリンチ際でのローブローの打ち合いや、8回にカネロの効果的なボディの後、ベルランガが頭突きをして、カネロが仕返しの右を打ち込むなど、レフェリーに注意を受ける場面もあった。タフさを発揮するベルランガをなかなか崩せなかったカネロは10回、拍子木の音をゴングと勘違いし、コーナーに戻ってしまったところにパンチを打ち込まれた。最終12回、観客を煽る両者は、ラスト1分で撃ち合いを見せて終了のゴング。判定は3-0(117-110、118-109×2)で、カネロが3冠の防衛に成功した。