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米国・ラスベガスのTモバイル・アリーナで米国事案14日、メキシコの独立記念日に合わせ開催されているスーパーミドル級WBA・WBC・WBO3団体統一王者のサウル・カネロ・アルバレス(32=メキシコ)の3冠戦と、そのアンダーカードに世界戦などが多く組まれた。
ララがダウンを奪い、棄権を呼び込むTKO勝利
WBA世界ミドル級タイトルマッチ、王者エリスランディ・ララ(41=キューバ)に、元世界2階級制覇王者で同級10位の挑戦者ダニー・ガルシア(36=米国)が、1階級を飛び越しミドル級初挑戦。
サウスポーのララは、広いスタンスで構えると長いジャブ、刺すような左ボディストレートで序盤の主導権を握る。ガルシアは慎重な立ち上がりを見せ、詰め方を模索した。中盤でもガルシアは動きながらパンチを打つなどするも、ララとの距離は縮まらずに、ラウンドを重ねた。すると迎えた9回、手数が少なくブーイングがいっそう酷くなる中で、左ストレートでガルシアが力なくダウン。コーナーに戻るとセコンドが棄権を申し入れて試合終了。ララが9回終了TKO勝利で、3度目の防衛戦に成功した。
サウスポーのララは、広いスタンスで構えると長いジャブ、刺すような左ボディストレートで序盤の主導権を握る。ガルシアは慎重な立ち上がりを見せ、詰め方を模索した。中盤でもガルシアは動きながらパンチを打つなどするも、ララとの距離は縮まらずに、ラウンドを重ねた。すると迎えた9回、手数が少なくブーイングがいっそう酷くなる中で、左ストレートでガルシアが力なくダウン。コーナーに戻るとセコンドが棄権を申し入れて試合終了。ララが9回終了TKO勝利で、3度目の防衛戦に成功した。
プラントがストップを呼び込み暫定王座獲得
WBAスーパーミドル級暫定王座決定戦として、元IBF世界同級王者でWBA同級5位のカレブ・プラント(32=米)と、世界初挑戦のWBA同級8位トレバー・マッカンビー(31=米)も組まれた。
左を下げてジャブを打つ、いつものスタイルのプラント。パワフルなマッカンビーは2回、ラウンドラストにコーナー付近で左フックを打ち込み倒すも、ここはスリップの判定。すると4回、マッカンビーが左ダブルで押し倒すようなダウンを奪った。その後、プラントが細かいパンチで応戦、終盤に入ると、インファイトでボディを狙った。マッカンビーは左右眉上を切るなど、次第に苦しい展開となると、迎えた9回、プラントがコーナーに詰めてコンビネーションを打ち込む。するとラウンド終了直前、プラントがパンチをまとめたところでレフェリーがストップ。プラントが、9回2分59秒TKO勝利で暫定王座を獲得した。
左を下げてジャブを打つ、いつものスタイルのプラント。パワフルなマッカンビーは2回、ラウンドラストにコーナー付近で左フックを打ち込み倒すも、ここはスリップの判定。すると4回、マッカンビーが左ダブルで押し倒すようなダウンを奪った。その後、プラントが細かいパンチで応戦、終盤に入ると、インファイトでボディを狙った。マッカンビーは左右眉上を切るなど、次第に苦しい展開となると、迎えた9回、プラントがコーナーに詰めてコンビネーションを打ち込む。するとラウンド終了直前、プラントがパンチをまとめたところでレフェリーがストップ。プラントが、9回2分59秒TKO勝利で暫定王座を獲得した。
ロメロが判定で再起
WBAインターコンチネンタル・スーパーライト級王座決定戦で、元WBA世界同級王者のロランド・ロメロ(28=米国)が、マヌエル・ハイメス(24=米国)と10回戦で再起戦を行った。
ジックリとジャブを出し合う初回、3回にはロメロが深い位置から右アッパーをヒットさせ、ハイメスの侵入を阻止。その後もプレッシャーをかけ続けるハイメスのインファイトを、ロメロはクリンチで遮断。センサーのような右アッパー、左フックを見舞うロメロは終盤、近距離でも打ち合いに応じて、終了のゴング。判定は3者共に99-91で、ロメロが再起戦を完勝で飾った。