10月13日(日)横浜武道館にカシメロ、小國以載、京口紘人、谷口将隆、藤原茜が集結!

　10月13日(日)に横浜武道館で開催される「TREASURE BOXING PROMOTION 7」の組み合わせが26日、正式に発表された。メインイベントは、ジョンリエル・カシメロ(34=比)とサウル・サンチェス(27=米国)によるスーパーバンタム級10回戦。スーパーバンタム級で世界ランキングに名を連ねているカシメロと、らバンタム級で世界ランキング入りしているサウチェスの対決に注目したい。

　今年の神無月は、”No Mercy”ノーマーシー(容赦なし)。横浜武道館では、生き残りを懸けた”サバイバルマッチ”が多数セットされた。

　フライ級で世界3階級制覇を目指す京口紘人(30=ワタナベ)は、韓国での黒星を払拭するチャンス。ビンス・パラス(25=比)とのダイレクトリマッチでリベンジを果たせば、世界への道が見えてくる。しかし、連敗となると大きな決断を余儀なくされる。

　カシメロと昨年10月に対戦し、負傷ドローで、貴重な白星を取りこぼした小國以載(35=角海老宝石)が、16戦14勝(12KO)2敗と高いKO率を誇るWBO世界スーパーバンタム級10位のフィリップス・ンギーチュンバ(28=ナミビア)と対決。

　ンギーチュンバも昨年5月にカシメロと対戦し、ダウンを喫しながらも技術力とスピードで、カシメロを追い詰めた実力は、目を見張るものがあった。どちらにとっても、井上尚弥(31=大橋)が4本のベルトを束ねている激戦階級の世界トップ戦線に名前を連ねるチャンス。激アツの技術戦と衝撃のシーンを見逃せない。

　昨年1月に世界王座陥落して以降、再起戦2連勝中の谷口将隆(30=ワタナベ)。対戦相手は、最終決定後に発表されるが、活性化が著しいミニマム級とライトフライ級で世界ランキング入りしている谷口にとっては、ここが踏ん張りどころ。重要な試合となる。

　日本女子王座を明け渡した藤原茜(ワタナベ)の再起戦。誰と戦うことになっても、負けることは許されない試合となる。