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IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級挑戦者決定戦が24日、大阪・大和アリーナで開催された「3150×LUSHBOMU vol.1」のメインイベントで行われ、同級3位の亀田和毅(33=TMK)と同級2位のレラト・ドラミニ(30=南ア)が拳を交えた。
両者は、昨年10月に拳を交えており、そのときはドラミニが判定勝ちしている。亀田はリベンジを果たすことができたのかーー。
両者は、昨年10月に拳を交えており、そのときはドラミニが判定勝ちしている。亀田はリベンジを果たすことができたのかーー。
亀田和毅(TMK)が勝利
初回から、亀田が距離を潰して左ボディで先制攻撃。ドラミニはショートアッパーで応戦した。亀田は攻撃の手を緩めずグイグイと攻め立てると、5回に連打でダウンを演出。中盤、ドラミニは下がりながら右フックを決めて反撃。それでも亀田は気持ちを切らさず、豊富な手数で攻め切った。採点は割れたが、亀田に軍配が上がった。
「最後は気持ちで戦った」
IBF世界挑戦権を獲得した亀田は、「今日は最後まで戦うつもりはなかった。初回から攻めて途中、スタミナが切れたが最後は気持ちで押し切った。お客さんも納得してくれたと思う」と声を弾ませた。
それでも採点が競ったことに話が及ぶと、「(採点には)ビックリした。ダウンを奪っていなかったら、負けていた。自分が取られたのは、せいぜい3ポイントだと思う。こっちは人生を懸けてやっている」と、納得できない様子だった。
アマ・プロ含めて、これまでリターンマッチで勝てなかった亀田だが、嫌なジンクスを破った。「再戦で勝つことができて、自信につながった」。
次戦は、アンジェロ・レオ(米)への挑戦!
次戦は、IBF世界フェザー級チャンピオンのアンジェロ・レオ(30=米)への挑戦が濃厚だ。これまでスパーリングで2度手を合わせており、強さもわかっている。「世界に向けて課題を修正していきたい」と、世界3階級制覇に向けて気持ちを高めた。
それでも採点が競ったことに話が及ぶと、「(採点には)ビックリした。ダウンを奪っていなかったら、負けていた。自分が取られたのは、せいぜい3ポイントだと思う。こっちは人生を懸けてやっている」と、納得できない様子だった。
アマ・プロ含めて、これまでリターンマッチで勝てなかった亀田だが、嫌なジンクスを破った。「再戦で勝つことができて、自信につながった」。
次戦は、アンジェロ・レオ(米)への挑戦!
次戦は、IBF世界フェザー級チャンピオンのアンジェロ・レオ(30=米)への挑戦が濃厚だ。これまでスパーリングで2度手を合わせており、強さもわかっている。「世界に向けて課題を修正していきたい」と、世界3階級制覇に向けて気持ちを高めた。
亀田興毅ファウンダー
亀田興毅ファウンダーは、「和毅は好戦的で、良い試合だった。これだけキャリアがあって、ガラリとスタイルを変えて、それを試合に出せたのはすごい成長。健文(健文トーレス=TMK)、優大(重岡優大=ワタナベ)、和毅。勝負の3連戦だが全員勝ってくれた。第1回目の3150×LUSHBOMUとなったが、素晴らしい興行となった」と、イベントの成功に手応えを掴んだ。
今後の予定を聞かれた興毅氏は、「チャンピオンのジェルサエムは来月に指名戦があるので、(ジェルサエムが)勝てば年内に世界戦。和毅は来年の頭に指名戦で日本でできれば、健文はIBFの世界ランキングに入るだろうし、選択肢が増えた」と語った。
今後の予定を聞かれた興毅氏は、「チャンピオンのジェルサエムは来月に指名戦があるので、(ジェルサエムが)勝てば年内に世界戦。和毅は来年の頭に指名戦で日本でできれば、健文はIBFの世界ランキングに入るだろうし、選択肢が増えた」と語った。
「負けていると思った」
一方のドラミニは、「予想していた通り、タフな試合になった。亀田選手の地元なので、声援が後押しになったと思う。前回よりラフに攻めてきて、エルボーや頭が気になった。前半は彼がポイントを取って、後半は私が取ったが、今日は負けたと思った」と、潔く敗戦を受け入れた。
採点表