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[前日計量と記者会見]2024.7.27

重岡銀次朗が元世界王者のタドゥランを迎えてV3戦! 滋賀県初の世界戦で魅せる!

 IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級タイトルマッチの前日計量と記者会見が27日、びわ湖プリンスホテルで行われ、王者の重岡銀次朗(24=ワタナベ)と元IBF王者で同級1位のペドロ・タドゥラン(27=比)が静かに闘志を燃やした。

 滋賀県初の世界戦は、明日(28日)、滋賀ダイハツアリーナで開催される「3150 FIGHT vol.9」で行われ、ABEMAで全試合無料ライブ配信される。
重岡銀次朗(ワタナベ)47.5kg
 3度目の防衛戦に臨む重岡は、ミニマム級リミットを100g下回る47.5kgでパスした。自宅で最後の調整をしたため、滋賀県には当日入りした。写真撮影後のフェイスオフは25秒。両者とも目を離さず、場に緊張感を漂わせた。

リング上で試合を楽しむ

 重岡は、「(タドゥランは)体も仕上がっているし、表情も落ち着いている。いつも通り、自分のボクシングをして、チャンスが来たらKOを狙うが、(KOに)こだわりすぎず、リング上で試合を楽しむ」と自然体を強調した。
「眠くなる試合はしない」
 今回の試合は重岡にとって特別な思いがあるようだ。「滋賀で初めての世界戦で、初めてのメインイベンター。眠たくなるような試合はしない。ただ、勝つだけではなく、日本や世界の関係者にアピールする。オリンピックの盛り上がりに負けないよう、派手な試合をする」と気持ちを高めた。
ペドロ・タドゥラン(比国)47.2kg
 かつてIBF王座を保持していたタドゥランは、400gアンダーの47.2kgで秤を降りた。記者会見に臨んだタドゥランは、「皆に楽しんでもらうために、エキサイティングな試合を見せる。重岡はタフで強いが、ベストを尽くす。理想はKO勝ち」と意気込んだ。終始、物静かで不気味さを感じさせた。

 計量後には、ルールミーティングが行われ、重岡は銀色のウイニング製、タドゥランは青色のウイニング製のグローブが使用されることが確認された。
メインイベントは18:30開始予定
■検診結果
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
王者:重岡銀次朗(ワタナベ)
血圧:136/83mm/Hg
脈拍:58/min
体温:36.5℃

挑戦者:ペドロ・タドゥラン(27=比)
血圧:146/82mm/Hg
脈拍:48/min
体温:36.3℃
ABEMAでライブ配信
オフィシャル

レフェリー:スティーブ・ウィリス(米国)

ジャッジ:アダム・ハイト(オーストラリア)

ジャッジ:ジェローム・ラデス(フランス)

ジャッジ:マテオ・モンテッラ(イタリア)

スーパーバイザー:ベン・ケイルティ(オーストラリア)

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