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元世界2階級王者で現IBFフェザー級3位の亀田和毅(33=TMK)が13日、大阪市内のジムで会見を開き、同級2位レラト・ドラミニ(30=南ア)と8月24日に吹田市内の大和アリーナで、IBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦を行うことを発表した。和毅とドラミは、昨年10月にノンタイトル戦で対戦し、1-2の僅差判定により、ドラミニに軍配が上がった。約10ヶ月ぶりの再戦だが、ドラミニは和毅どの試合を最後に試合をしていないが、和毅は今年3月に再起戦を行い、ケビン・ビジャヌエバ(23=メキシコ)を相手に、5回終了TKOで勝利を挙げている。
試合発表を受けて和毅は「この試合に勝って、世界王座に挑戦する。それだけです。2023年10月の試合で戦った自分は、別の人間だと思っています。今はあの時とはボクシングスタイルも人間としても全く変わっているし、別人格になっているので、今が本当の和毅(ともき)で、あの時は和毅(かずき)だと思っています」と笑いを交えて話し、「3 月の試合でもボクシングスタイルが変わってきたが、3月よりも今は、より進化したボクシングスタイルになってきていると思うし、スパーリングパートナーも色々なタイプを外国から呼んで、今、親父(亀田史郎トレーナー)と一緒に良いトレーニングができています。次の試合では、より新しい亀田和毅、“シン・トモキ”をお見せできると思います」と、昨年 11月からコンビ再結成となった父・亀田史郎トレーナーとの、現在の充実したトレーニング状況を語った。
3戦ぶりとなる地元・大阪での試合に関しては「地元は、応援してくれる方にもたくさん会場に来てもらえるし、大阪を盛り上げたい気持ちもある。やはり(他所でやるより)モチベーションが違いますね。今、練習していることを試合で爆発させたいと思っているので、試合を楽しみにしておいてください」と、自信溢れる表情で話した。
和毅のコメントに対し、亀田興毅ファウンダーは「この試合で和毅が、どのくらい世界へ向けての期待を抱かせてくれるか、大いに期待しています。この試合に勝てば、次は指名試合で世界王座に挑戦できることになるので、交渉にはなるけど、プロモーターの立場として、日本で試合を組んであげたいと思います。その時は、自分も頑張ります。今、和毅が進化しているのは間違いないので、まずは次の試合の“シン・トモキ”に期待しています」と、隣に座る実弟である和毅に対して大きな期待を寄せた。
2回目となるLUSH BOMUとの合同イベントに関しては「LUSH BOMUの興行は、プロボクシングを中心に据えて、音楽イベント、グルメイベントを融合して、素晴らしいプロフェッショナルな興行になっています。自分達が目指していた『ボクシング以外にも楽しんでもらえる」イベント作りを既に実現してやられているので、今回もLUSH BOMUさんと一緒に、素晴らしい興行を作っていければと思っています」と、ボクシング以外にも音楽とグルメが融合したイベント作りをすることで、ボクシングファン以外にも楽しんでもらえるイベント作りをしていく意気込みを語った。