試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
井上尚弥(30=大橋)とルイス・ネリ(29=メキシコ)による東京ドーム決戦が発表された6日、会見場となった東京ドームホテルに、WBC世界バンタム級王座を12度防衛した山中慎介氏も登場。因縁の相手・ネリと握手した。
山中氏は、自身13度目の防衛戦でネリに敗れた後、ネリがドーピング違反していたことが発覚。再戦した際には、ネリが前日計量で体重超過したことで、遺恨が残ったが、この日、山中氏からネリに声を掛けて、笑顔で握手した。
ネリが謝罪
記者会見終了後、会場に来ていた山中氏が近づくと、ネリは「申し訳ない。私の間違いで山中選手のキャリアを終わらせてしまった。ごめんなさい」と直接謝罪し、「今はしっかりと調整している」と話した。
かつて2度対戦した
それを受けて山中氏は「今は僕の方が体重が重いね」と冗談を言うと、「東京ドームでするのにふさわしい試合を期待しています」と握手して和解した。最後は、山中氏がネリの肩をポンポンと叩いてその場を離れた。