那須川天心が現世界ランカーと対決!

　「Prime Video Presents Live Boxing 第6弾」の前日計量が22日、大阪市内のホテルで行われた。

　セミファイナルには、ボクシング転向3戦目の那須川天心(25=帝拳)が登場。早くも世界ランカーと対決。ナチョの愛称で知られる名伯楽イグナシオ・ベリスタイン氏の秘蔵っ子、ルイス・ロブレス・パチェコ(25=メキシコ)と54.8kg契約8回戦で対決する。

　この試合は、エディオンアリーナ大阪から「Prime Video 」でライブ配信される。那須川戦の開始は、1月23日(火)20時ごろ。

　パンパンと2つ手を打って計量台に上がった那須川は、計量を54.8kgで一発クリア。「体はしっかり仕上がってるが、体で戦うわけではない」と、トレーニングの成果をリングで出すことを強調。「前回できなかったことをやる。1戦目と2戦目は好戦的に行ったが、今回は相手に好きにさせる」と、フェイスオフでは、普段は見せないグータッチをしながら、相手にメッセージを送ったことを明かした。

　ロブレスに関しては「しっかり準備してきたな」と印象を口にしたが、「俺のペースで戦う」とキッパリ。「『倒してっ』ていうメッセージを送ってほしい」とファンの声を力に変えることを誓った。
　
　リカバリーに関しては「ゆっくり水分を摂って、母ちゃんが作ってくれるおかゆ」を楽しみにした。

　格闘家として、国民的知名度を誇る那須川らしく「格闘技は勝つか負けるか。格闘家は戦うことに意味がある。見にきて欲しい」と他のスポーツとは「空気が違う」と命の危険も伴う真剣勝負に気持ちを込めた。

　拳を交えるロブレスは、54.2kgでクリア。計量を終えると、早々に会場を後にした。