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12月26日(火)、東京・有明アリーナでWBC・WBO同級統一王者の井上尚弥(30=大橋)と世界4団体王座統一戦を迎える、WBA・IBF世界スーパーバンタム級統一王者のマーロン・タパレス(31=比)が20日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開した。
試合は、Leminoが生配信する。
大橋秀行会長とも健闘を誓い合った!
この日の公開練習では、軽めのシャドーと縄跳びの後、サンドバッグ打ちを披露したタパレス。来日した昨日は、日本の気候に適応するために、早速練習したことを明かした。
タパレス陣営は勝利を確信!
ラスベガス合宿では、コンディショニングコーチであるクエンシー・ハッチャー氏の指導も受けていた。以前来日した時には、前日計量で体重超過したこともあるが、「同じ過ちはしない」と成長ぶりをアピールした。
マーロン・タパレス(比)
練習前の会見では、対戦する井上尚弥に関する質問も多く出たが、何を警戒するかを訊ねられても、対策練習の内容を聞かれても、「26日の試合を見ればわかる」の一点張り。それでも、「勝つ自信はある」とキッパリ。会見に同席した MPプロモーションのショーン・ギボンズ社長は、タパレスが勝つ可能性を「200%」と大声で答え、エルネル・フォンタニーリャ トレーナーは「2000%」と続けた。
勝つためにきた!
ギボンズ社長は「メンタルが左右する試合。ポール・バトラー(英国)もスティーブン・フルトン(米国)も、日本で井上とするというだけで、怖気づいた」との見解を示し、タパレスが井上とフルトンの試合を会場で観戦したことが、メンタル面でプラスに作用するとし、フィリピン人初の「Undisputed Champion」主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)統一王者誕生に太鼓判を押した。
井上真吾トレーナー
練習の様子を見た井上真吾トレーナーは、「一発だけに気をつければ」と囲み取材に答えた。それでも「基本はしっかりしてる。踏み込んでからのオーバーハンド」に警戒するとした。