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WBC世界ミニマム級王座統一戦で対戦する、正規王者のパンヤ・プラダブスリ(32=タイ)と暫定王者の重岡優大(26=ワタナベ)が5日、都内のJBC(日本ボクシングコミッション)事務局で予備検診を終えた。
この日は、IBF同級王座統一戦の予備検診も行われ、正規王者のダニエル・バラダレス(29=メキシコ)と重岡銀次朗(23=ワタナベ)が、無効試合となった今年1月に対戦して以来、約9ヶ月ぶりに顔を合わせた。
試合は10月7日(土)、東京・大田区総合体育館で開催される「3150 FIGHT Vol.7」で行われ、ABEMAボクシングチャンネルが独占ライブ配信する。
予備検診後、優大と銀次朗の囲み取材が行われたが、優大はピリピリした様子で、「パンヤと初めて対面して闘争心が燃えかけたが、気持ちを抑えた。一戦一戦レベルアップして強くなっているのを感じる。早く試合がしたい」と高鳴る気持ちを抑えた。
一方、銀次朗は「早く倒したい。久しぶりにバラダレスを見たが、相変わらずメンタルがベラベラ」と余裕とも取れる表情を浮かべたバラダレスの印象を口にした。検診の結果に「前回の試合より胸囲が1cmアップしていたのでうれしい」と感想を述べた銀次朗。「今日と明日はリラックスして、試合当日にスイッチを入れる」。
■パンヤ・プラダブスリ(タイ)
身長:158.2cm
頸周:35cm
胸囲:81cm
視力:左1.2/右1.2
リーチ:162cm
血圧:109/62 mm/Hg
脈拍:46/min
体温:36.4℃
■重岡優大(ワタナベ)
身長:159.7cm
頸周:38cm
胸囲:89cm
視力:左1.5\右0.8
リーチ:162cm
血圧:123/75 mm/hg
脈拍:59/min
体温:36.5℃
■ダニエル・バラダレス(メキシコ)
身長:158.5cm
頸周:35.5cm
胸囲:83.5cm
視力:左1.2/右0.8
リーチ: 159.5cm
血圧:111/80 mm/Hg
脈拍:89/min
体温:36.5℃
■重岡銀次朗(ワタナベ)
身長:153.0cm
頸周:37.0cm
胸囲:89.0cm
視力:左1.0\右1.2
リーチ:156cm
血圧:106/53 mm/Hg
脈拍:54/min
体温:36.6℃
実の兄弟が、同じ階級でそれぞれ別の団体の暫定王者として、正規王者と同日同会場で、王座統一戦をするというのは、日本ボクシング史上初のことで、世界的にも珍しく、初の可能性が高い。