試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
米国・ラスベガスのTモバイル・アリーナで30日(日本時間9月1日)、カネロvsチャーロ戦のアンダーカードとしてWBC(世界ボクシング評議会)ウェルター級暫定王座決定戦が行われた。元WBA世界ウェルター級スーパー王者のヨルデニス・ウガス(37=キューバ)と、元WBA世界スーパーライト級王者のマリオ・バリオス(28=米)が、世界王座返り咲きを目指して激突!
バリオスが2度倒して2階級制覇達成
初回はお互いに様子を見た両者だが、2回の終了間際にバリオスがジャブのカウンターでダウンを奪った。中盤は、ウガスがプレッシャーをかけ、ボディから右オーバーハンドに繋げれば、バリオスはジャブを走らせ、手数で攻勢に出た。
バリオスがジャブを効果的に打つと、ウガスの右目が腫れはじめた。10回の初めには、ドクターチェックが入った。11回に再チェックが入った後、バリオスは左コンビネーションで攻め立てた。最終回、三目度のチェック後、バリオスがダメ押しの左フックでダウンを奪い、試合は判定に入った。バリオスが3-0(117-108, 118-107,118-107)の判定勝利で、暫定ながら2階級制覇を達成した。