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WBO世界スーパーフライ級チャンピオンの中谷潤人(25=M・T)が東京・有明アリーナで18日、ランキング6位のアルヒ・コルテス(28=メキシコ)を迎えて初防衛戦に臨んだ。
中谷のリズムで試合が進んだ。
序盤に2度ダウンを奪った中谷が、早いラウンドに決着をつけるとも思われたが、オルテスが粘りを見せた。それでも、中谷が十分に力量の差を見せつけて、判定勝利を掴んだ。
序盤にダウンしたコルテス
アンソニー・オラスクアガ(米国)と揃って会見の席についた中谷は「12Rしっかり集中して戦えたのが良かった。ボディが効いていたので、そこを中心に攻めた。コルテスは、もっと好戦的かと思っていた。でも、パンチもあってメンタルも強かった。いい経験になった」と笑顔で試合を振り返った。
採点表
ダウンを奪った後、オルテスのパンチを受けた場面があったが「6Rにバランスが崩れたところに、良いパンチをもらった。少し効いたというところもあり、見栄えが悪かった。セコンドのルディさんには、ずっと最後まで危ない相手と聞いていたので、集中して丁寧に戦えた」と、集中力を切らすことはなかったとした。その上で、「今後の課題としては、ボディが効いているなら上、とかフェイントをかけたり、もっとスマートに出来たらよかったが、12R通してこの試合で当たるかもというパンチが何度も出せたのはよかった」と述べた。
中谷とアンソニーが揃って会見
初防衛に成功したが、「防衛するという気持ちではなく、この試合にしっかり勝つという気持ち。判定ではあったが、ダウンを奪って勝ててよかった。スーパーフライ級で統一戦はやりたい、どの選手とでも」と更なる高みを目指す。
中谷潤人(M・T)初防衛成功!
この日は、アンソニーと2人揃って勝ち星を上げることができたことを喜んで、笑顔で会見を終えた。