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プロボクシング2戦目を迎える那須川天心(25=帝拳)と対戦相手でメキシコ・バンタム級王者のルイス・グスマン(27=メキシコ)が16日、都内のホテルで前日計量を終えた。「Prime Video Presents Live Boxing 5」のセミファイナルにセットされたこの試合は、123lb(55.7kg)契約8回戦でとして行われる。
計量を難なくクリアした那須川天心は「通常体重を、普段から摂生してキープしている。坊主にして気合を入れ続けている。そのおかげで良いパフォーマンスが出せるコンディション」と独特の言い回しで、体重管理の徹底ぶりを伝えた。
昨日の合同会見でも、日々成長を実感していると話した天心。「明日の試合のために生きている。5ヶ月間しっかり準備してきた。ここまでの人生が全て準備期間という感じ」。
フェイスオフに関しては「昨日の会見時は目を合わせなかった。今日初めて顔を合わせて、修羅場をくぐってきた目をしていた。戦い甲斐がある相手だと思う。タイトルを持っていて認める部分はある。ただ自分も修羅場をくぐってきた数は負けない。ボクシングの経験は上と言っていたが、試合に出る経験はボクシングだけに限らない。キックやそれまでの経験も含めたら、修羅場の数では負けない」と格闘家魂を伝えた。
代表質問にグスマンは「体調は非常にいいので、これからさらに回復して、完璧なコンディションで試合を迎えたい」とリカバリーに入る。
注目が集まっているが、「家族にとっていい生活を与えたいので、今回のような機会を与えられて、気持ちが高まっている。相手が天心という有名なスター選手なだけに、それは尚更です」と気持ちを込めた。
微動だにしなかったフェイスオスに関して「良くも悪くも特別な印象はありませんが、相手をリスペクトしています。お互いのベストが出るような素晴らしい試合にしたい」と締め括った。