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[世界戦公開練習]2023.7.17

清水聡は平常モードをキープ

 いよいよ世界初挑戦を迎える清水聡(37=大橋)が17日、横浜にある大橋ジムに報道陣を招いて練習を公開した。ロンドン五輪2012で銅メダルを獲得し、その後はリオ五輪2016年出場を目指したが、プロ転向を決意。2016年7月5日、常勝軍団大橋ジムの一員に加わった。

 7月25日(火)に世界初挑戦を迎える清水だが、WBO世界フェザー級チャンピオンで、清水戦が初防衛戦のロベイシ・ラミレス(29=キューバ)は、ロンドンとリオ五輪2大会連続金メダリストに輝いた世界的元アマチュアスーパーエリート。

 プロ戦績は、清水の12戦11勝(10KO)1敗(1KO)に対して、ラミレスは14戦13勝(7KO)1敗。KO率では清水に軍配が上がっている。

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 非常に落ち着いた様子の清水は「残り1週間、できることをやるだけ。コンディションもいい」と、先週の金曜日(14日)にラストスパーリングを無事に終えたことを報告。清水の世界初挑戦に協力した藤田健児(帝拳)、矢代博斗(帝拳)、中野幹士(帝拳)の3人のサウスポーとは、計50ラウンドほどのスパーリングを消化した。

 この日の公開練習は、シャドーを1分程度披露するに留まった。

今までで一番試行錯誤した。

 五輪メダリスト対決のため、否が応でも話題は技術戦に傾くが、清水は「プロはフィジカルが大事。体のバランスなどの微調整をやってきた」と、今回強化したポイントにフィジカル面を挙げた。

フィジカルが大事。
 長身サウスポーで、パンチ力に定評のある清水だが、ラミレス対策に話が及ぶと「弱点は試合中に見つかるかもしれない」と話すに留め、有利とされる身長差に関しては、慎重な考えで、リングで対峙するまで、わからないとした。それでも、世界王座奪取に関しては、「まあ、自信はあります」と気負いなく、ごく自然にサラッと答えた。
勝つ自信はある。
 会見に同席した大橋ジムの大橋秀行会長は「試合が決まった時よりも調子がいい」と清水のピーキングに感心した様子で「スパーリングよりも本番に強い清水。舞台が大きければ大きいほど強い」とし、「五輪のメダリスト同士の世界最高峰の戦い」という楽しみなカードが組めたとしたが、「やるだけじゃ意味ない」と清水のベルト奪取に期待を込めた。

 松本好二トレーナーは、「左は特に強い。おでこで受けても頭蓋骨が骨折しそう」と、清水のパンチ力に期待している。「一発入れば」と言葉に力が入ったが、対策としては、序盤はポイントを与えながらでも、精神的にラミレスを削り落として、8〜10ラウンドが勝負との考えを示した。

 技術力に定評のあるラミレスだが、「フィジカルやパンチ力は清水の方が上。ラミレスは一級品になってない」とプロキャリアの差を指摘。「駆け引きの段階で、厄介な相手だと思わせたい」と、序盤からメンタルとフィジカルの強みを生かして、清水の勝ちゲームが作れる展開になることを望んだ。
ラミレス陣営の視察団も来た!
 この日は、アシスタントトレーナーのカルロス・ベラスケス氏とアシスタントマネージャーのカルロス・リベラ氏も視察に訪れていた。「清水のコンディションの確認のために来た」と話したベラスケス氏は、ラミレスのトレーナーを務めて、2試合目とのこと。急きょ記者団の囲み取材にも応じた。

 身長差に関する質問には「アマチュア時代に、背の高い選手とも低い選手とも戦っているので、心配していない。清水のパワーも気にはしていない」とし、ラミレスは清水戦が初防衛戦となるが「もちろん勝つ自信はある」と表情を変えなかった。


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